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屋我地島の基本情報

屋我地島は、沖縄本島北部、羽地内海はねじないかいに浮かぶ島。

ただ、島といっても、本島と橋で繋がっていて、ドライブしているといつの間にか島の中を走っているというイメージ。

仕事で他の離島(フェリーや飛行機で移動する島)に行く機会がある身としては、島にいるという感覚はあまり感じない。島内のメイン道路を通ると、海景色はあまり見られず、畑の中を通っているイメージが強いので、それも離島感を感じない理由のひとつかも。

そんな島の転機(?)は2005年。

今では大人気の観地となった古宇利大橋がこの年に開通したのです。昔はほとんど何もなかった古宇利島は、あれよあれよという間にすっかり観光客向けのスポットでいっぱい。必然的に古宇利大橋とつながっている屋我地島へ足を踏み入れる旅行者も増えてきました。

ただ、古宇利島と違って、旅行者がイメージするような離島感があまり表立って見えないのが幸いしたのか、屋我地島はあまり観光地化はされず、昔ながらの自然や雰囲気がまだ残っています。

近年、海沿いにヴィラや個人経営のミニホテルなどがいくつかできてきたり、集落内の古民家などを利用したカフェやレストランなどがポツリポツリとできてきましたが、今のところ自然や静かな環境を活かしているところがほとんど。

ここ数年はコロナ禍で、屋我地ビーチにあるキャンプ場が賑わっているようですが、それは全国どこも同じ傾向でしょう。

島といえば、やはり海!


沖縄に限る話ではないけれど、観光が盛んな土地で暮らしていていつも感じるのは、観光振興部分と環境保護部分のバランスの難しさ。第3者的な立場でなかなか気軽には踏み込めないところ。コロナ禍で生じた社会変化も相まって、最近は特にいろいろ考えさせられることが多いです。


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