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「自分らしく」生きないことが、自分らしいこともある。

「自分らしく生きる」
これは、2023年の抱負にしていた。

それ以前の私は、完全に誰かの人生を歩んでいた。
期待に沿って生きた。
正解の外に外れるのが怖かった。

「正解が絶対にない」
「人生に意味はない」
ことを、大学の時、
たくさん学んで確信して。

「それなら期待通りに生きなくて良くない?」
と思いついて、
就活を放棄して、今に至る。

(好きなように生きていこう!の風潮はびこる
この時代じゃなかったら
絶対にできなかったと思う。)

とにかく。

自分らしく生きた感想は…
うーん…。

満足。

うん、満足。

でも、すごく楽しかったかと言われると…
充実はしてたね、
他の人ができないような経験が
たくさんできた気がするし
いつ人生を終えてもいいくらい
色んなとこ(海外も、日本の有名店も)に行ったと思う。

けど…。

我を捨てて
親の期待に沿って
受験をしていたときのほうが
なんだか、「自分らしい」気がしなくもない…。
と、ふと思う。

今の私には、まだはっきりしたことはわからない。

けど、
自分らしく生きた結果、
なんだか胸のわだかまりが残るのも
事実なのです。

(色んなものを失ったしね。)

すべての事象がそうだけど
結局はグラデーションで
バランスの持ちようだと思う。

「自分らしく生きて」
の内訳の、
「自分らしく」の最適具合は
人によってばらばらだ。

「すっごく自分らしく」
「もう全てをかなぐり捨てて」

から、

「他者に飲まれすぎずに」
「ほどほどに」

まで、色々ある。

大切なのは、
自分らしく生きることじゃない。
幸せに生きること。

自分らしく生きないほうが
幸せなこともあるでしょう。

その程度の答えはインターネットには載ってない。

自分の心と、要相談なのです。

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