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嚥下力チェックで肺炎予防

今年も残りわずかになりました。寒い季節は、免疫力が低下しやすく肺炎に注意が必要です。

ところで、肺炎と言ってもその原因は様々。一番多いのは、食べ物等が気管に入る誤嚥性肺炎と言われます。

通常、誤嚥をするとムセ込むため異物を気管から出す事ができます。しかし、咳嗽力(咳込む力)が弱いと、肺炎のリスクが高まります。

咳嗽力低下の原因は、フレイルによる肺活量の不足です。また、猫背姿勢による胸郭の柔軟性低下や、呼吸筋力の低下も原因になります。

他にも、喫煙者に多いCOPDなど呼吸機能の問題もあります。また、オーラルフレイルと言って口腔内の問題も原因になります。

今まで肺炎を患ったことがある方は、嚥下力をチェックしましょう。そこで今回は、自宅できる嚥下力チェックを2つを紹介します。

1.反復唾液嚥下テスト
30秒間に、唾液を何回飲み込めるか測定。
2回以下の場合は、嚥下機能が低下している可能性があります。

2.最大発声持続時間
できるだけ長く「アー」と発声し持続時間を測定。
男性15秒、女性10秒が基準で、咳嗽や嚥下力低下の目安です。

肺炎予防には口腔ケアやストレッチ、運動習慣がとても重要です。

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