副業キャリコンを始めたきっかけ
こんにちは。
企業人事をしながら副業でキャリコンをしているきむです。
今日は、副業を始めたきっかけをお話しします。
前職上司からの思いがけない連絡
前職を辞めて半年ほど経ったころ、元上司から「来年度リーダー層向けのキャリア支援を行うにあたり、キャリア面談を担当してくれないか?」と相談をもらいました。
当時は資格を取得してまだ4ヶ月ぐらいで、キャリコンとしての面談実績もなく、副業もしたことがありませんでしたが、ぜひやってみたいと思い引き受けることにしました。
その理由の一つは、前職の仲間たちに少しでも恩返しがしたかったこと。もう一つは、キャリコンとしての実践が現職の人事業務にも活きると考えたことです。
幸い現職の理解もスムーズに得ることができて、副業キャリコンとしてスタートすることになりました。
キャリコンをスタートするにあたってやったこと
やると決めたものの、お金をいただくからにはちゃんとせねばとプレッシャーも少しありました。そこで副業を始める前にやったことが2つあります。
一つは、セルフキャリアドックの講習を受けることです。副業そのものは、セルフキャリアドックとしての依頼ではありませんでしたが、考え方は似ていて参考になると感じました。
講習に参加して、考え方や具体的な実践方法を学びつつ、自分自身もクライアント体験をできたことが大切な気づきになりました。
キャリアは何度でも棚卸しする度に新しい発見があること
悩んでいてもいなくても、誰かに自分の話を聞いてもらえることで元気になること
この気づきを足がかりに、少しでもそんな気持ちを参加者に感じてもらえるようにしようと決めました。
もう一つ、何名かの知り合いにお願いして1時間の面談をさせてもらいました。
スクールだとそもそも1時間の面談をする機会がありません。上司の立場で1on1はたくさんやってきたものの、キャリコンとしては関わり方が異なります。
「実際に1時間面談してみる」経験は、緊張をほぐす意味でも、面談の組み立てを考える意味でも、とてもよかったと感じています。協力してくれた仲間に感謝です。
副業は面白い
副業を始めてみると、在職時とはまた違う視点で組織を捉えられる面白さに気付きました。そしてありがたいことに、今年は副業キャリコン2年目として、引き続き関わることができています。
前職の上司からのお誘いで始まった副業キャリコン。改めて振り返ってみると、自分のやっていることを発信しておくことや、退職にあたっていい関係性を築きながら辞める大切さに気づかされます。
今年度はもう一歩、副業キャリコンとして成長していけたらと思います。
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