子安 美知子さん『ミュンヘンの中学生』

去年、子安 美知子さんの『ミュンヘンの小学生―娘が学んだシュタイナー学校 (中公新書 416) 新書 – 1965』の本を初めて読んだ時は「こんな教育があるんだ」「こんな小学校があるんだ」ということに衝撃を受け、すぐさま夫にも読むように勧めたことを覚えている。


あれから1年近く経って、続編の『ミュンヘンの中学生』を読み始めた。

シュタイナー系の本は絶版も多く、なかなか手に入れにくいけれど、良いオンラインの古本屋に出会ってから、格段に購入数が増えた。
状態も良く(ホコリアレルギーなのでとても重要)、価格も安いものが多い。


この1年の間に、シュタイナー教育の知識も増えてきたので、『ミュンヘンの中学生』は以前『ミュンヘンの小学生』を読んだ時とは全く違う気持ちで読んでいる。

追体験というか、
初めて(7年生からの)シュタイナー教育に触れた時の気持ちはこんな感じだろうなあ、とか、これまで知識としてバラバラに入っていたものが、実際に学校ではこうやって取り組まれているんだ、とわかるような気がして面白い。

『ミュンヘンの小学生』も今読んだら、また違う視点で面白く読めそうな気がする。

今改めて、知識を積み重ねて
自分のものにしていく面白さを感じています。

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