toshie/3人の子どもとシュタイナーのある暮らし

シュタイナー講座で学んだことをより深く理解し実践するために。日々の記録です。

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シュタイナー講座で学んだことをより深く理解し実践するために。日々の記録です。

最近の記事

子安 美知子さん『ミュンヘンの中学生』

去年、子安 美知子さんの『ミュンヘンの小学生―娘が学んだシュタイナー学校 (中公新書 416) 新書 – 1965』の本を初めて読んだ時は「こんな教育があるんだ」「こんな小学校があるんだ」ということに衝撃を受け、すぐさま夫にも読むように勧めたことを覚えている。 あれから1年近く経って、続編の『ミュンヘンの中学生』を読み始めた。 シュタイナー系の本は絶版も多く、なかなか手に入れにくいけれど、良いオンラインの古本屋に出会ってから、格段に購入数が増えた。 状態も良く(ホコリ

    • シュタイナーを学んで変わったこと

      シュタイナーを本格的に学び始めて4ヶ月。 この短い期間で、変わったなあと実感することは 子育てが楽になったこと。 子どもたちと過ごす時間が本当に楽しいな、 と心から思うことが増えたこと。 ありのままの子どもをそのまま受け入れて 「今」というこの時間を一緒に心から楽しめるようになった。 怒ることも減ったし、 子どもたちの間の諍いも減った気がする。 (まだまだだなあと思うのは夫婦関係。笑) 他と比べたり、焦ったり、イライラしたりすることも減ったと思う。 そして、「何かを自

      • 2024年にやりたいこと

        2024年、明けましておめでとうございます。 昨年はシュタイナー教育の世界に一歩足を踏み入れた年だった。 シュタイナーの考えを心地よく感じ、もっと学びたいと思った。 シュタイナーの本を読み深め、月に2回、講座を受けている。 たった月に2回の講座なのに、自分の意識に大きく影響を与えることに驚いた。 日常の中に、手仕事をする習慣が生まれ、絵を描くことで芸術的な要素が自然に加わった。 小さなことなのに、心が満たされるのを感じる。 2024年は、やりたいことがたくさんある。

        • インフルエンザと大掃除

          先日のコロナに続き、長男7才がインフルエンザになった。 小学校も学級閉鎖。 そんなわけで、クリスマスは家でゆっくりと過ごした。 例年なら2つの祖父母の家に行くけれど、ウィルスを持ち込むわけにはいかない。 夫が鶏を焼きサラダを作り(料理上手)、 私がケーキを焼いてオニオングラタンスープを作り、 シャンメリーとシャンパンを飲みながら楽しく過ごした。 準備も簡単だったので、とても楽だった。 来年もこのスタイルがいいなあ。 毎週末、子どもたちと夫は義祖父母の家に行く。 子ども

          クリスマスに欲しいもの

          コロナに罹って、1週間ほど家にいた。 子どもたちと夫は1日で熱が引き、私は3日間寝込んだ。 体を鍛えたいと思う。 夜も子どもたちと一緒に9時には寝てしまうし、朝だって早くは起きられない。 体力がどんどんなくなっている気がする。 毎日、犬の散歩をしようかと思う。 寝込んだ影響もあるのか、熱が下がり、1週間が経ってもなんとなく体が重いし、気力がない。 気持ちも後ろ向きた。 こんな時は好きなことをやるに限る。 少し前に注文していた本の山を開いたら、少し元気になった。 どうしても手

          こどもたちとファンタジーの世界へ

          子どもたちが最近熱心に取り組んでいるのが「ごっこ遊び」。 新しい遊びを作り出すのが得意な7才の長男が発案者になった。 発端は『未知なる冒険の書ー自然に学び、地球で遊ぶ336の知恵』と言う本。 大人が見ても十分に刺激的で楽しい、キャンプや隠れ家の知識が美しいイラストと共に事細かに描かれている。漢字にルビが振られているので小1でも読める。 この本を夢中で読んだ息子が言ったことは「冒険に行きたい!」 そこで子どもたち3人+私(母)の冒険隊が編成され、家中をジャングルや南極に見立

          2歳娘とそれぞれの個性

          2才になる娘の健康診断に行った。 周りは自分と同じくらいの子どもたちが30人ほど、 そしてその親たちもそれと同じだけ。 見知らぬ環境で、娘は周りの様子をよく観察し、 私にべったりくっついて離れない。 親子で体操をするときも、 栄養士さんが親に向けて話をしてくれている間も、 ずっと静かに、私から離れないようにしながら、 周りにどんな人たちがいるか、 何をしているか、 じっと見ていた。 こんな様子は普段は見られない。 1年ぶりに会う保育士さんが娘の様子を覚えていて、 「泣か

          5歳の娘とアイディアいろいろ

          当然だけど、3人の子どもたちはみんな違う。 今なんとなく、真ん中の5才の娘のことをもっと観察してみたいなあという気持ちになっている。 彼女が好きなことを、なんとなく周りの環境の中に自然な感じで散らばらせることはできないか。 彼女は、いつもご機嫌に歌いながら絵を描いたり踊ったりしてるような女の子で、 毎日いろんな友だちに手紙を書き、 母のことを人一倍気遣ってくれるようなところもある。 意思がしっかりしていて頑固、 でも直前に気が変わることが多い。 3才下の妹が彼女が遊んでい

          森の幼稚園のこと

          長男が生まれた時、「通わせたい」と思う幼稚園が一つだけあった。 それは山の中の「森の幼稚園」で、その名の通り1日の大半を森の中で自由に遊び回る幼稚園だった。 一目で気に入った。 その後何年かして、息子は「森の幼稚園」に通うことになった。 毎日、服を泥だらけにして遊ぶ息子はとても楽しそうだった。 その頃はシュタイナーのことはあまり知らなかったけれど、いま思えば、幼稚園で使っていたクレヨンはシュトックマーだったし、手作りの多い幼稚園だった。過度なメディアは非推奨だったし、キャ

          本好きの遺伝子

          小1の息子は、暇さえあれば本を読む。 朝起きればすぐに本を開くし、学校から帰ってきてからも熱心に本を広げる。 これが良いかな?と思う本を机の上に無造作に置いておけば、帰ってくるなり目ざとく見つけ読み出すので、親としては面白いくらいである。 弊害もある。 食事ができたと呼んでもなかなか来ない。 読んでいる途中でなかなか本を閉じられないので、出発時間ぎりぎりになる。 読むのをやめられず、他のこと準備が進まない。 本棚から出した本が畳に錯乱し、足の踏み場がなくなる。 下手をする

          自分の時間を持つことが、ゆとりにつながり、心に余裕を持つことで、自分にも家族にも、周りの人にも優しくできる

          自分の時間を持つことが、ゆとりにつながり、心に余裕を持つことで、自分にも家族にも、周りの人にも優しくできる

          baking

          自分の小さな望みをやってみる というヒントをもらい、 ちょうど1時間あったので「作りたい!」と思ってりんごケーキを焼きました。 お菓子を焼くのが好きなので、無心でリフレッシュできました。 久しぶりの自分の時間。

          日々、園庭で。

          予定のない日の夕方は、お迎えの後、園庭で遊ぶのが大好きな5歳と2歳の娘たち。 いつもほぼ貸切です。 2歳娘は砂遊びが大好きで、毎回飽きずに砂を集めたり、すくったり、混ぜたり。 同じことをしているように見えても、彼女にとっては毎回が違う経験なんだろうなぁ、とシュタイナーを学んで気づきました。 5歳娘は、鉄棒や上り棒に登って、みてみて!と嬉しそうに見せてくれます。 ブランコに乗ったり、滑り台をすべったり。 シュタイナーを学んで一番大きな収穫は、【身体を使うことの大切さ】を知

          りんごケーキを焼きました

          りんごの季節なので、タルトタタン風のりんごケーキを焼きました。 1個のリンゴを12等分のくし切りにして上に並べています。 今度は子どもたちと作っても面白そうだなと思いました。 7歳息子は、色々考えて12等分にしてくれそう。 算数と生活は繋がっていることを実感できます。 私は子どもの頃からお菓子を焼くのが好きだったのですが、 シュタイナーを知ってから、 「お菓子作り」を自分の楽しみとして より肯定的に捉えることができるようになりました。 特に仕事を再開してからとにかく時

          7歳息子とおうち時間

          病み上がりの7歳息子と、久しぶりに二人の時間がとれたので家で色々遊んでみました。 私が色塗りしているのを見て「やりたい!」と言い出したフォルメン。 自分で左右対称になるように考えて塗ったらしい。 ビビットな色で力強い。 とてもきれいです。 ホームセンターで、「予算400円ね」と決めて。 彼が選んだのはカラーテープ×5本。 合体と分解ができる武器になりました。 何年も前に「やってみたいなー」と思って購入した織り機を、やっと開けてみたり。 私は途中で挫けそうになったけ