デザインってすごく身近な存在だった
こんにちは。とみーです。
今回は『実践 スタンフォード式デザイン思考』を読ませていただきました。感じたことを書きます。
デザインを主な仕事とするために、勉強中の身ですが、デザインの本質を分かったつもりになっていたということを身に染みて感じました。
初心者の感想ですので、当たり前だろと思われるかもしれませんが、お手柔らかに。
デザインの本質は『問題解決』。
これは、あらゆる本で書かれていますし、私自身も何回も聞いたことのある言葉です。表面的なデザインの実技のトレーニングはしていました。
が、問題に対する悩みや不満を実際に書き出し、人に伝え、その問題を多面的に捉え、深堀りをして、問題の本質を見出す。
このトレーニングはしていませんでした。
事実、経験を積むことで、養われるものでもあるのかもしれません。
この中で特に私がハッとしたことは、リサーチをするときに、たやすくインターネットを使用していることです。
どこの、どんな人がいつ流した情報かも分からないまま、鵜呑みにしていく。(勿論正しい情報もあるとは思いますが、判断できるほどの知識があれば調べる言葉も変わって正しい情報を掴めるはず)
問題に対する、不満や改善点には、基本的に人を介しているものがほとんどです。
簡単な例:飛行機への搭乗前の時間をデザインする
問題点・・・周りの雑音が気になる
子供たちが待つための遊ぶスペースが欲しい
といった具合です。
となった時に、周りの人に、『こういう時、どう思う?』
と聞くだけで、生の情報が手に入るのに、それをおろそかにしていたことに反省しました。
上記の例だと、『搭乗待ちの人』『乗務員』『その他のお客様』といった具合に、あらゆる視点の方々がいます。多面的に物事を捉えるためには、それぞれの意見を聞いてみるのが面白そうですね。
また、この本には、スタンフォード大学のD schoolという授業で、実際に行われているトレーニング方法が書かれており、その時に使えるツールキットも入っています。
トレーニングでは、ファシリテーターが中心となり、課題に取り組んでいきます。ここで徹底されていることの一つとして、絶対に否定しないこと。
失敗を恐れず、どんどん創造力を膨らませて、挑戦していくことで、画期的なアイデアを生み出そうという試みです。
この学校に掲げられている言葉で
『間違いはない。勝利も失敗もない。あるのは『創造』のみ』
という言葉があるそうです。胸に刻みたい言葉です。。
これからデザインを学ぶ人、デザインで迷った人
良書ですので、是非ご参考までに!
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