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セミの一生

今年のお盆は、コロナの影響もあり、お盆らしいお盆ではなかったですが、蝉の声だけは変わらずにぎやかですね。

ところでこの蝉は、
「春も秋も知らない」という言葉があります。

蝉は夏に生まれて、夏に死んでいくのですから、春も秋も知りません。

もちろん、今が夏だということも知らずに、命の
かぎり鳴いて、やがて死んでいきます。

人間はそれを見て、儚い虫だと思っています。

しかし、そういう人間も、神経をすりへらしながら毎日働いて一生を終えていく、夏だけ生きている蝉と、どれほどの違いがあるのかなとふと思ったりした今日この頃です。


「人間として生まれてきたあなたは、何のためにこの世に生まれてきたんだと思いますか?」 

こう尋ねられて 即答出来る人って中々いません。

そういう質問が聞こえてくるか否かということは、その人が浅く生きているのか、深く生きていこうとしているのか、その姿勢にかかっている気がします。

人生を深く生きた、ある一人の詩人の方曰く

現代、一番大切なことは、生きることの意義、方向性と向き合うということだと思います。

自己の姿勢に気づかないで生きていくということは、生きる方向性を見失っているということだと云えましょう。


一度しかない人生をあまりにも、無駄に過ごしてていないだろうか?

毎日をごまかして生きていないだろうか?ということです。

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声高に鳴く蝉と同じ人生ではなく、
人間として、人間しか出来ない使命を全うし、
意味のある喜びの人生を送りたいものですね。

ちょっと和尚さんみたいなお話になってしまいましたが、蝉の声を聞きながらふと、そんな事を思う今日この頃です。

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