46万回のありがとう #331 アンバサダーホテルで我思う
これはワタシが46万回のありがとうを言うまでの奇跡の記録。
331日目。
記念すべき投稿100本目!👏
勤続10年の記念に、社長が私と娘にディズニー1泊旅行をプレゼントとしてくれた。
初のオフィシャルホテル、アンバサダー🐭
46万回のありがとうを言い始めてすぐに、このプレゼントの提案があった。
もちろんとっても嬉しくありがたいのだが、社長の放った一言が捻くれ者のワタシには引っかかっていた。
それは、シングルマザーのワタシが毎月結構ギリギリな生活のために娘がディズニーに行きたいと言ってもいつかいつかと先延ばしにしてきたことに所以する。
社長は
「それが俺的にずっと引っかかっていて、早く〇〇ちゃんを連れて行ってあげてほしい。お金だけ渡すのはいやでディズニーに行って感じたものをまた仕事で還元してほしい。」
と言った。
して、この勤続10年旅行は社長の自己満足のためだったのかという思いがなくならない。
なぜなら、ワタシ、ディズニーは好きなんだけど人混みや並ぶのが大嫌い。ディズニーは好きなんです。すごい創造物に畏敬の念が止まらないし。
ただ、並んでまで、と思ってしまうのだ。
つまりは、このプレゼントは誰のためだったのだろうとハテナマークがなくならない。
まあ社長はそんなこと知らないので社長も誰も悪くない。そして、ありがたいプレゼントに感謝だ。
ただ、なんだかなーと捻くれ者は思うのだ。
人はなぜディズニーに行くのだろう
しかし、娘は大喜びだったし、ホテルもさすがだった。
でも、ワタシに必要なのは人工的な創造物より本物の自然やリアルな街並みだと気付く。贅沢なことを言ってるのは百も承知だ。
しかしなぜ、人はディズニーに行くのだろう。
昔のワタシは明らかに非現実の体感にあった気がする。たぶんそこに対するワクワクが行列や待ち時間をも超える何かで。
しかし、歳をとり体力が落ちてくると、そうも言ってられない。行列は違う意味での非現実になる。
大人になり仕事をしてから、小さな目標のためにがむしゃらに働いて自己犠牲して頑張ってきた。でも味わう達成感はいつも目標に到達した時のほんの一瞬。
目標達成したらはい、次。
また一瞬の喜びを手に入れるために苦労の道が始まる。
欲しいもの、旅行、それらのために日々あくせく働く。
センターオブジアースのあの一瞬のピークのために2時間並ぶのとなんだか似ている。
ディズニーは非現実世界でもなんでもない。
現実世界だ。
ディズニーをディスってるのではない。
海外旅行でも何にでも当てはまることだ。
夢の国に来て人生とは?を考えてしまっただけなのだ。
やっぱり問うは「1番大切なことは?」
ディズニーに行く親たちは子どものために朝早く起きて並んで。でも夕方になるとぐずってる子どもは多い。
子どもの笑顔や思い出のため、と頑張って来たのに最後ギャン泣きで終わる。
ちなみにワタシも子どもたちが小さな頃よく連れてきたけど、我が家は子どもが機嫌のいいうちに退散を心がけていた。子どもがぐずるとワタシが1番不機嫌になるから(笑)。
人それぞれの形があるけれど、ワタシが社長からも、そしてディズニーからも学んだのは
本当にその人のことが大切なら、その人にまず聞くのがよくね?
ってことと、
人はともかくワタシはこれからはもっとプロセス自体に楽しみを見出したい
ということだ。
何度も言うが、ワタシは斜めから物事を見るただの捻くれ者で、ディズニーは大好きだ。
そして、言うても楽しかった。
10年勤続して辿り着いたのは、人生の本質とは?ワタシが一番大切にしたいのは?ってことだった。
10年後は56歳。どうなってるのだろう。
いやはや。
いろんなことを気付かせてくれたディズニーはやっぱり凄い。
ありがとうは42万回間近になった。
読んでくださる方にありがとう。
スキ下さる方にありがとう。
ありがとうは言われた側にも徳が積まれていくそうです。