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「ありがとう」と言われて嬉しいのは、"あたりまえ"だけど。

「ありがとう」と言われて嬉しいのは、"あたりまえ”。その一言がもらえただけで、トゲトゲした気持ちが、ふっとやわらかくなる。

でも、その"あたりまえ"をどれだけキチンと、私は伝えられているんだろうか。

見過ごしてしまいがちな小さなことでも、「ありがとう」と感謝を伝える。そこから、会話のきっかけが生まれたり、しあわせの連鎖が生まれたり、ポジティブな循環をつくれるんじゃないのか?と考え、日々、実行している人の話を偶然聞いた。

その人は、自分がスーパーでアルバイトをしていたときに、お客さんからもらった「ありがとう」の一言が原動力になっていたことから、ありがとうのパワーを意識するようになったという。

そんな話を聞いて、そういえば、私もそうだったなぁと、ふと思い出した。

近所のスーパーでバイトをしていた高校生の頃。無言で去っていくお客さんも多いなか、「お願いします」「ありがとう」と、言葉をもらえたときの温かいような、なんだか泣き出してしまいそうな、心がキュッとした気持ち。

あんまり話すのが得意じゃないのもあって、感謝を伝えるタイミングを逃して後悔することもよくあるけど、その経験があってから、少なくともお店の人には、必ず「お願いします」と「ありがとうございます」を伝えるようにしていた。

でも、最近はそんな経験も忘れかけていて、ただ習慣のように「お願いします」「ありがとうございます」と口にしているだけになっていたかもしれないと、ちょっと反省した。

今度なにかを買ったときは、対応してくれるお店の人に、心と関心をキチンと向けて「ありがとうございます」と伝えるようにしよう。
私がもらった感謝を、私もだれかに贈れたらいいなと願って。

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