数週間ばかりの命を削る時間と少しばかりの体調不良を抜け出して、また深夜に徘徊している。徘徊という文字をスマートフォンで入力すると毎回出てくる拝火教の字。ぼくの友…
港湾人足
2020年11月17日 04:06
数週間ばかりの命を削る時間と少しばかりの体調不良を抜け出して、また深夜に徘徊している。徘徊という文字をスマートフォンで入力すると毎回出てくる拝火教の字。ぼくの友達にもとりあえずジッポライターの火をつけておきたい癖を所持してる人間がいる。人は火を見て、郷愁や懐古、全能感にひたる。最後だけ毛色の違う単語だが、むしろ最後の全能感という要素が大きい気がする。破壊の象徴たる火を掌握してる感覚はある種、神のよ