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マーケティング視点で語る会話術

コミニケーション、上手くなりたいという人を沢山見かけます。コミュ障には2種類あると考えています。「話せない人」と「話しすぎる人」です。

こんにちは、僕はスタートアップ企業で働く大阪のDJです。これでもマーケティングを得意としています。

僕は昔から「話しすぎるコミュ障」でした。そんな僕も試行錯誤を経てある程度話せるようになれたかと思います。

話し方が上手くなるポイントはマーケティングにありました。僕はマーケティング会社のプランナーを5年経験しているのですが、コミュ障ゆえに入社したては大変苦労しました。

しかしマーケティングの視点から会話を考え直したおかげで話すのが得意になりました。

今回はそんな僕がマーケティングの視点から話せる人になるヒントを発信したいと思います。

マーケティングの原則

皆さんはマーケティングという言葉の意味を考えたことはありますでしょうか?正直マーケティングという言葉の捉え方は幅広くあります。

一度自分なりにマーケティングの意味について考えてみてください。どんな答えが出たでしょうか?

マーケティングの意味は一般的には2種類で、
①モノやサービスが売れ続ける仕組み作り
②消費者が買いたくなる気持ち作り
という意味があります。

ちなみに2024年にマーケティングの定義が新しく変更されたのですが、ややこしいのでここでは触れません。①と②の定義で一貫してマーケティングという言葉を使います。

では何故マーケティングがコミュニケーションに関係するのかをもう少し語ります。マーケティングには「相手視点」がとても大事になります。

マーケティングにはニーズやインサイトと言った言葉で語られる相手の求めている事を引き出す作業が発生します。ヒアリングの作業ですね。

なので極論を言うと相手が今何を求めているかを知る事が出来ればコミュニケーションは簡単になる訳です。

相手の気持ちを引き出す会話術

そんな事無理だろという声が聞こえてきそうですが、ここからはそれを引き出す会話の仕方を話します。

それは相手の話を聞く事です。ただ聞くだけではありませんが、基本は相手の話を聞く姿勢を持ってください。

まずは相手から会話を引き出す質問を考えます。ここでは仮説を立てるという行動を起こします。相手を観察したりたわいもない会話から相手が話したくなる話題を引き出します。

例えばデートで待ち合わせをした時だったら相手のこだわってそうなところを見つけて「ネイル可愛いね」「今日の髪型かわいいね」などの話題を振ります。

こだわりを持っている部分を褒めると相手がそれについて話したくなる気持ちを作りやすいです。

その上で以下の2つのアクションを起こします。
①質問をする
②相手の話にリアクションをする

①の場合なら「何故?」などの5W1Hでの質問で話を掘り下げていきます。
②の場合は「面白いね!もっと聞かせて!」などの反応をする事でさらに話したくなる気持ちを高めます。

ここで大事になるのは「共通点探し」です。自分との共通点を探す事で自然と自分の話に繋げる事ができます。

次は自分を知ってもらう

相手の話を真剣に聞いてあげると相手はとても満足した状態になってる事でしょう。そしてある程度相手のことを知れた段階かと思います。

そうしたら次は自分のことを知ってもらいましょう。自分のことを話す際にも相手のことを考える視点は必要です。出来るだけ相手が共感しやすい話題を話しましょう。

話し方はゆっくり話しながら相手が刺さりそうな話題を話します。注意点としては自分ばかり話しすぎず相手とのキャッチボールを意識して話してみてください。

そして相手と自分が交互に話すような状態を作れればあとは自然と話せるはずです。

結局は相手を想う気持ちが大事

そんな難しいこといきなり出来るわけないだろと怒られそうですが、最初から完璧を目指す必要はないです。

自分が出来そう!と思ったことから少しずつ意識して会話する事が大事になってきます。

しかし1番大事なことは今から意識する事が出来ると思います。それは相手を想う気持ちを持つ事です。

コミュニケーションは相手とのキャッチボールが大事になってきますので、自分がずーっとボール持ってる状態や相手にずっとボールを持たせる状態ではなく会話の主導権を交代しながら話す事が大事になってきます。

そこにプラスしてマーケティングの考え方である気持ちを作る、相手の話したい気持ちを引き出すと言った事がコミュニケーションの潤滑油になります。

相手を想う気持ちはマーケティングの本質でもあります。その上で自分の気持ちを相手に伝えてあげるのがコミュニケーション上達の第一歩かと思います。

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