はじめまして、群馬県みなかみ町発のエッセンシャルオイルブランド「Licca」です
はじめまして。
群馬県みなかみ町のエッセンシャルオイルブランド「Licca(リッカ)」の広報です。ブランドオープンから約2年半たった本日から公式noteをはじめることになりました。
これまでちゃんと伝えてこなかったLiccaの取り組みやエッセンシャルオイルの蒸留のこと、群馬県みなかみ町の魅力のことなど、少しずつお伝えしていこうと思います。最後まで記事を読んでいただけたら嬉しいです。
Liccaについて
Liccaは、自然の循環を意識したものづくりをおこなうエッセンシャルオイルブランドです。ユネスコエコパーク認定の自然溢れる群馬県みなかみ町に魅了された関西出身の夫婦が、その地に移住し、2020年に小さな工房を開いたことからはじまりました。「みなかみの木」を中心に和精油を一つ一つ蒸留し、採れた精油を用いたアロマ関連の商品を制作・販売しています。
「めぐる自然、つなぐ香り」
どの国にも広がる自然は、止まることなくめぐりつづける。
どの香りも人の心を刺激し、記憶をつなぎつづける。
めぐる自然を意識しながらその恵みをいただき、自然の香りを生活に取り入れることで癒しや幸せの記憶をつくっていきたい。そんな想いが込められた「めぐる自然、つなぐ香り」という言葉は、Liccaのブランドコンセプトです。
大切にしていること
めぐる自然を邪魔しない原料調達
めぐる自然を壊さぬよう、自然の循環を意識するLiccaがこだわっていることの一つはエッセンシャルオイルの原料調達です。原料である木部、枝葉はすべて地元の林業企業から必要な分だけ分けていただくか、自伐型林業チームに所属し自分たちの手で間伐(かんばつ)したものだけを使用しています。自然のめぐりを邪魔しない調達方法はLiccaならではです。
つなぐ香りは、観察と研究から生まれる
香りは人の心にダイレクトに刺激を与え、半永久的に記憶に残るもの。だから、Liccaの香りにはたくさんの癒しと幸せの記憶がつながってほしいという願いが込められています。香りの中心は「みなかみの木」。水が綺麗なこの地の木は、落ち着きのある奥行き豊かな香りが特徴的です。また、同じ木でも季節によって香りが変わり、木や枝葉を寝かせることで柑橘類のような甘酸っぱい香りに成熟するものもあります。環境によって香りが変化する木の特徴をじっくりと観察し、癒しと幸せをつなぐ香りの研究を日々行っています。
みなかみの自然を素材に蒸留
水
蒸留する際の水はみなかみの山中にある湧水を使用しています。 飲料水としてはもちろん、炊飯やコーヒーを淹れる水にも適した地域で愛される湧水です。
燃料
かまどを焚く燃料には森を間伐した際に材木として利用できない残材を活用しています。 原料、水、燃料のすべてを自然の副産物によってまかない利活用することで 自然資源を無駄なく使いきり、無理なく循環させるものづくりを心がけています。
化学薬品なしの水蒸気蒸留方法
エッセンシャルオイルの製造には「水蒸気蒸留法」を用いています。
釜に敷き詰めた枝葉が蒸され精油成分が気化し蒸気中に放出され、その精油成分を含んだ蒸気を冷却することでオイルが抽出されます。化学薬品などを一切利用せず、自然の力で抽出しているのがLiccaのエッセンシャルオイルです。
オーナーのご紹介
オーナー夫婦はどちらも青年海外協力隊での活動経験があり、自然と人との共存について学び行動するふたりです。早也花さんがラオス南部に職員として在住していた頃、ストレスの多い生活の中で見出したのは、母親から贈られてきたアロマオイルでした。そのアロマがきっかけで「自分は香りに癒され、香りが好きなんだ」ということに気付き、「自然の植物から作られるエッセンシャルオイルを自分でつくること」に興味を持ち始めます。帰国後、タイの大学院での修学をやめて別の道を考えていた総一郎さんに相談。タイの大学院を修了後は開発コンサルタントの道に進もうとしていた総一郎さんですが、このアイデアに共感したことをきっかけに、二人でLiccaを起業することになりました。
実はこのふたりの大きな目標は、エッセンシャルオイルの蒸留の仕組みを途上国に広めること。途上国の人々の経済的自立や自然教育にエッセンシャルオイル事業が役立つと信じていて、そのために蒸留器を手作りしたり、間伐伐採に取り組んだりしています。
Liccaには他にも様々なストーリーがあります。これからゆるりと発信していきますので、みなさん引き続きよろしくお願いします。
Licca
Online Shop:https://www.licca-from-minakami.com/
Instagram:https://www.instagram.com/licca_from_minakami/
メディア掲載
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