121冊目:僕らの龍が目覚めたら、世界はもっと美しい
著者の「かつのり」さんの実話?を元に書かれた本書は沖縄が舞台。主人公「かつのり」は、沖縄に実際にある龍にまつわる場所に行き、自分や日本人と龍との深い関わりを知っていく。
うるま
沖縄が琉球と呼ばれるよりもっと昔、沖縄は、宇龍真と書いて、通称”うるま"と呼ばれていた時代があった。「珊瑚の島」や「珊瑚に囲まれている」という意味がある。
この地名は今「うるま市」となり残っているが、この場所に沖縄を作ったとされる神の墓がある。
龍の指の数
龍は指の数が3本・4本・5本の場合で役割が異なるらしい。画像検索をして出てくるイメージは大抵3本指。
この本に登場する沖縄の龍神たちは4本指。この龍は、「人を生む龍」という役目があります。5本指は、人間と同じ、つまり龍×ヒトのハイブリットとなる「龍人」。神武天皇がそうだったとされています。
守護本尊
本書には龍神以外にも神や仏が登場しています。その中に守護本尊という存在がいて、それぞれの干支によって決まるという。
著者の干支が寅年ということもあり、寅年の守護本尊である虚空蔵菩薩が登場。
中庸とは
本書には実践的なワークが付録として紹介されています。その中に「中庸を知って戻る」ためのワークがありました。
リラックスできる場所にあぐらで座る
3回深い深呼吸をする
自分の体が傾いたり揺れるのを感じ
故意に揺れを止めず、自然と体の揺れが止まるのを待つ
体の傾きにより、自分がどのように傾いているかを知る
終わりに
日本は龍の国であり、日本人は龍の子孫だと著者は言います。この本を通して、それを知るだけでも、神社でお願い事をする時、神様が偉くて自分が足りないという意識ではなくなる。
この地球はビュッフェであり、欲しいものがあれば取りに行けば手に入る。それなのに行動せず、欲しい欲しいとお願いだけして待っているだけでは現実は変わらない。
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