見出し画像

漫画ってモノクロ世界

カラーイラストや水彩画から漫画に入ると、モノクロ表現の漫画であっても、自分のイメージの中では当然彩色されている訳で…。
決してイメージの中でモノクロであるわけではないので、これをモノクロ化するのって、たぶん、コツとか経験とか必要なのかなと最近感じます。

樹林帯など雑多な背景も、色があれば多少は区別つけやすいけど、漫画だとゴチャっとしてしまうし、人物が埋もれてしまったりと随分とイメージと違ってしまう。シンプルな見せ方とかベタとかトーンの使い方がやっぱ重要になってくるんだろうなあ。

そんなこんなで相変わらず試行錯誤しています。
何かお手本のようなものを探してもみるのですが、登山漫画を描かれている漫画家さんで、自分好みのタッチで樹林帯を描いている方がいなくて。

でも、ふと自然系で思い出したのが、矢口高雄(釣りキチ三平)さんです。
改めて矢口高雄先生の絵を見てみると、その画力の高さにビックリ。
モノクロ漫画からカラーイラストまで、神絵師じゃん、この人!

既に亡くなられていますが、偉大な方だったなあと改めて感じました。

漫画は絵と話と両方が相乗効果で盛り上げていくジャンル。絵で魅せるのも大事だよなあ。
なんか課題ばかり噴出する昨今です。
漫画がんばって描いています(^^)。

もりのこえ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?