見出し画像

29歳独身女、世界一周の旅に出かけます。

世界一周することを決断するまで

「ここじゃないどこか」を常に空想していた幼少期。
学校というコミュニティーの狭い空間が心地悪くて、あらゆる妄想をしながら過ごしていました。世界各国に訪れて、みたことのない景色を見て、食べたことのない食べ物を食べて、現地の人たちの生活を見たいと漠然と思っていた。

夢見ていたことを実現するチャンスは山ほどあるのに、海外を放浪するのは将来の不安が大きすぎるといつからか諦めていた。ならばと、世界中を飛び回るビジネスパーソンになろうと決意し、勉学に励み、大手企業に入社しました。

大学時代にイスラエルを旅行した際に撮った写真

大手企業で5年働いて思ったこと

入社した会社は年功序列の制度ではなく、実力主義の社風だったため、成果を上げたら報われる世界でした。頑張れば頑張るだけ成果として跳ね返ってくる仕事が楽しくて気付いたら4年も会社員として過ごしていました。ただ、そこに自分らしさはなくて、ただ成果だけを効率的に追い求める日々。

無職になると決意した理由

自分の人生を取り戻したかった。創業者の考えるビジョンや方向性を叶えるために、どうして自分らしさをなくして生きているんだろうとふと思ってしまった。一度きりの人生だからこそ幼少期の夢を叶えるために生きていきたいなって思った。

こんな思いになれたのは、実直に会社員人生を歩んできて、キャリアを積んで一定の自信を持つことができたから。一生懸命目の前のことに取り組んでいれば、きっと道は開けることに確信を持つことができた。

これからのこと

収入は途絶えて支出ばかりで不安なことも多いけれど、良くも悪くも「死ぬこと以外はかすり傷」と思って自由気ままに旅していきます。(初めて海外に一人で行く時に母親がかけてくれた大切な言葉)

世界を旅して回る中で感じたことや学んだことを中心に綴っていきたいと思います。大きな心で世界を見ていきたいという想いを新たに、旅する前に絶対に読みたかった名作・アルケミニストの言葉を残します。

私たちは持っているもの、それが命であり、所有物であれ、土地であれ、それを失うことを恐れています。しかし、自分の人生の物語と世界の歴史が、同じ者の手によって書かれていると知った時、そんな恐れは消えてしまうのです。

アルケミニスト 夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?