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【乳がん闘病記:75】そうだった。闘病を忘れる日々と思い出す瞬間。

大変ご無沙汰しました。
昨年に続き、11月から12月は怒涛の忙しさでnoteを書く時間はおろか、note仲間の記事を読みに行くヒマもありませんでした。

先週クリスマスまで、ほぼ休みなしで仕事してました。
私にしか出来ない事で、忙しいけど絶対に倒れるワケにはいかない日々。
コロナにもインフルエンザにも絶対にかかれない
睡眠時間は減りましたが、その分食事と適度な休憩で体調を調整し、無事約2ヶ月を乗り切ることが出来ました。

乗り切った今思うのは、ホント元気になったなぁ、ということ。
まるでコロナ前に戻ったような慌ただしさだったけど、特に疲れを感じることもなく、どちらかと言えば活き活きしてたかも。
大変、だけどワクワクする。
多忙をそんな風に受け止められるって、体だけでなく心も元気な証拠だと思うんです。

あぁ、もう私はすっかり乳がん以前の生活を取り戻したんだ!
今月半ばまでは本気でそう思っていましたが
そんな能天気さを覆す(ささやかな)出来事が2つありました。
まず1つ目。
ホントに終わったと思ってた生理が4ヶ月ぶりにやってきたこと。

4ヶ月ないと
さすがにこれはもう、終わったんだよね~と思っていました。
閉経によって体調が何か変わるか、と気にしていたけどそんなこともなく
何だ、これなら快適じゃん♪なんて思ってたら先週、突然の腹痛。
タモキシフェン飲み始めてからは生理の量も少なくて、生理痛もなくなってたので、久しぶり過ぎて生理だと最初気付きませんでした。

しかも久々に量も多くて期間もここ最近と比べると長く
もしかして不正出血では・・・と突如不安になりました。
でも一週間で終わって今は何ともないし
昨日診察だったので先生にも相談してみましたが、不正出血ではないと思う、とのこと。

そして先生にも相談した2つ目。
左側にあるものを右手で取ろうとしたら
これまた久しぶりに腕の後ろ側と脇腹に突っ張った痛みを感じて腕が伸ばせなかったこと。

腕を前や上に伸ばすと痛くなくて
斜め前に伸ばすと痛むという症状でした。
あ、「でした」と過去形なのは、今はもう痛んでないからです。

そう言えば先生
「リハビリは一生続くと思ってて下さい。手術した場所は縮みやすいんで。痛くなくても伸ばす習慣をつけておいて。」
って、手術後言ってたっけ。

昨年はまめに腕も体もストレッチで伸ばしてたのに
いつの間にかどこも痛くなくなって
気付けばストレッチもしなくなってて

そしたらある日突然
手術後と同じ痛みがやってきました。

慌ててストレッチ再開。
イタタタタと呟きながら痛い方向へゆっくり数回伸ばします。
こんなこと、していたなぁ・・・。
またここに戻ってくるとは、と思いながら。

ただ先述した通り
今回の突っ張りは一過性のものだったらしく
数日ストレッチを行うとまたいつしか自然に消え去っていきました。
今は生理も終わり
また平穏な日々を過ごしています。

闘病
終わったようで終わってないのだなと
気付かされた出来事でした。
こんなに日々元気なのに
何なら乳がん以前より元気なのに
再発の可能性は未だに秘めていて
それだけでなく手術の後遺症や治療の副作用など
何がいつ起こるか分からないというのが現実。

先生からは後遺症も副作用も
恐らく大きな弊害となる症状は出ないと思う、と言って頂いているので
あまり深刻に考える必要はなさそうですが
でも、まだ治療中なのだということは肝に銘じて
身体は今後も大切に、そしてきちんと観察しながら過ごさなくてはいけないのかも。

ともかく今はまた身体は異常なく元気
そして年内の仕事も無事終わり、穏やかな年末を迎えています。
2022年、皆さま本当にお疲れ様でした。
2023年はどんな年になるのかな。
お互い、自分らしく自分のペースで来年も過ごしましょうね。

では、今年も読んで下さって有難うございました。
どうぞ良いお年を。


自分の治療や生活は何とかなるので、もしサポート頂けましたらご支援は近くの保護猫支援団体に寄付させて頂こうと思います。ネコ達に沢山生きる力をもらってきたから、せめてもの恩返しに。