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サウナ

最近巷ではサウナが流行りだしているらしい。私自身銭湯やサウナが大好きである。
幼い頃からよく親に銭湯に連れていかれていた記憶がある、そのためスーパー銭湯と言われるところより公衆浴場の銭湯のほうが落ち着くのだ。のびのびとゆっくり浸かれる風呂は家では体験できない。

サウナに関してはこれと言って特にこだわりはない、しいて言うならば客層を見たほうが良い、若者が多く何人か連れで来ているサウナは外れだ、彼らはただの流行りに乗りたいだけの輩だからだ。
マナーも悪くサウナの本質を知らない、サウナとはいわば大人の倶楽部のようなものだ、そこに流行りに乗りたい輩がぞろぞろとこぞって入会してしまった事で大人のちょっとした楽しみや逃げ場であったサウナが窮屈に感じることが多々ある。

私が実際にみてきた例を挙げよう。ある昔ながらの銭湯があった、そこは建物が古いため新しく改装されリニューアルオープンしたのだ、すると新しいもの見たさに客が入る。
ここまでは私も理解できる、なぜなら私も実際足を運んだからだ、だがその時サウナには2,3人ほどしかいなかった。
時がたつとその改装された銭湯への客足はだんだんと減っていた。私が思うにこの段階でも客として来ている者は自然と大人の倶楽部に入会していると考える。

また時が立ちサウナブームがやってくる。テレビや雑誌、SNS等で芸能人や著名人がサウナに入りだすと、先に述べたような流行り物好きの輩がこぞってやってくるのだ。

結果その銭湯、今ではサウナが混みすぎて番台の前で人が並び順番待ちのため更衣室にも入れない状態があるとか、サウナに入るために人が並んでいる、まったく恐ろしい光景だ。
この光景はスーパー銭湯も例外ではない、こちらは裸の男が何人もサウナ室の前で並んでいるのだ。

これは完全なる持論だが、本来身体を清めリラックスしにゆくのにわざわざ並び、終いには密閉された空間に汗を流した男がギチギチに敷き詰められている状態、、まさにカオスでしかない。
これは日本人のアイデンティティの無さから起る、日本特有の流行りもの好き文化だと私は考えている。

今回は長い小言になってしまいました。

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