私論 エリオット波動理論の良し悪し その4
初めにお断り:エリオット波動について私的な感想を述べます。全く個人的な意見です。ここで学術的な論争をする気はありません。私の考えを誰に押し付けるものでもありませんし、私の意見が正しいと主張するものでもありません。
どんな人にだって心折れそうな日はある 「もうだめだ」って思えてきても大丈夫 もっとつよくなっていける の巻
その1ではエリオット波動理論の私が思う良い点を書いた
その2ではエリオット波動理論の私が思う課題点を書いた
その3ではエリオット波動理論の私が思う活用方法を書いた
その3でいくつかのアイデアを提示した
1.ジグザグC波エントリー
2.フラットカウンターエントリー
3.トライアングル抜け
である
今年に入ってからこれらのモデルケースとなる波動があるようにおもうのでちょっとシミュレーションしてみたいと思う
ただーし、
ここまで繰り返し伝えてきたことではあるが
エリオット波動理論は後講釈で決まる理論
であることは忘れないように
後からなら何とでもいえるということがある
現実に相場と向き合っていたら本当にその通りできるかはわからない
何度も書いているが私がマイルールとして採用する売買のルールは以下の条件を満たさなければならないと決めている
1.定量的に測れる
2.「まぎれ」がない手法である
3.過去検証できる
この条件にエリオット波動理論は当てはまらない以上、少なくとも私は売買のマイルールとして採用しないとしている
あくまで参考までに
それでは後付けシミュレーションやってみよ!
まず第一に、今年の3月から4月に発生した波動でフラットカウンターエントリーを見てみる
フラットカウンターエントリーのルールは下記のようでした
実際のチャート
まず前提として、24年1月から3月は五波動構成によるインパルスの上昇であったとする
その後の3/7からの下降は三波動構成
3/12からの上昇も三波動構成とみます
そして、3/22からの下落は五波動構成のダイアゴナルとみます
つまりここでフラットは完成
4/19からの上昇はフラットのカウンターとなり
その4/25まででそのカウンターの1波が終了したとみなす
となると、ルール上は3/12の下端38055を超えて4/26にロングエントリー
ロスカットポイントは4/19の下端36710におく
利確ポイントはa波の等倍の38885あるいは1.382倍の39555におく
結果としては、ロスカットにはかからず
5/6に38885で利確、6/26に39555で利確できたことになる
めでたしめでたしというわけだが
5月はともかく6/26までホールドし続けるのは相当胆力のいることかもしれない
次は、トライアングル抜け
ルールは以下のようでしたね
さて、今年の5/20からトライアングルを形成したとする
5/30でA波、6/11でB波、6/17でC波、6/19でD波、6/20でE波として
トライアングル完成
というわけでルール上は
D波頂点38780を超えたらロングエントリー
C波下点の37920を切ったらショートエントリー待ちとなる
実際は6/24に38780を超えてロングエントリー
ロスカットポイントは38280におく
利確幅はトライアングルa波の幅 39455-37610=1845なので
E波下端にこれを足したポイント 38230+1845=40075となる
これもロスカットにかかることなく7/2に利確できたことになる
めでたしめでたしと
さて、最後のジグザグC波エントリー
そのルールは下記
6/17から始まった上昇は五波動構成のインパルスとみる
7/11から始まる下降が五波動構成とみるかどうか
ここは微妙だが結果的には五波動構成とみるのが自然か
だとすると7/12から17は明らかな三波動構成の修正波なので
ここから落とすならジグザグC波と予想されうる
それを信じて41015でショートのエントリー
ロスカットポイントはB波頂点の41595におく
利確ポイントはちょっと難しい
下降の2波と4波を結ぶ線を超えるというルールだが
どこが4波かはわからない
現実的にはおそらく40100程度で利確できれば御の字じゃないだろうか
はい、めでたしめでたし
なんかこう見ると案外つかえるかww
この通り実施できたとして
フラットカウンター 38885-38055=830 ないしは39555-38055=1500
トライアングル 40075-38780=1295
ジグザグC波 41015-40100=915
合計 3040円 ないしは 3710円の利幅
つまり、もしもラージ1枚をかけていれば
この三か月で300万円程度の儲けがあったことになる
なんかかなりいい感じだね
今度やっぱりやってみようかなあww
さて、問題はこれから
実際に私の日々の波動解釈を振り返って
エントリーポイントとした瞬間に
果たしてこのルール通りの絵を描けていたかどうか
私のXでのつぶやきとこのNOTEの波動解釈で振り返り
このルールが実際に成り立つのかどうか
その可能性に関して正直に考察してみたいと思う
どうだろ
自分のことながらちょっと楽しみ
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