在宅勤務のリアル。私がキッチンにいるワケ
最近作り置きができない。
正確には、作り置きする時間がない。
白状するが、私は在宅勤務している間、少しでも暇ができればキッチンで料理している。
会議が5分早く終われば、その間にじゃがいもの皮を剥き、次の会議で、聞き流していてもいい時間があれば、すかさずCooking Proに先ほどのじゃがいもを入れて加圧する。
それを昼休みの間にマッシュして、ポテトサラダのできあがり。
…みたいなことをずっと繰り返している。
調子が良い時は1日に3品くらい作れるので、仕事を終えて子どもを迎えに行った後は魚を焼くくらいで済む。
そんな素晴らしい在宅勤務DAYを送らせていただいていた。
正直、仕事の頭と料理の頭を行ったり来たりするし、効率の良い動きを考えながら1分たりとも無駄にしないぞ!という意気込みで過ごすので、めちゃくちゃ疲弊する。
それでも、新しいおかずを用意すると息子が喜ぶし、家族にバランスの取れた献立を提供できるのは母として妻として、自分の存在意義みたいなものに繋がっていたので、大変でもなんとかうまく回せていたのだった。
(仕事はちゃんとしていたが、会社にはこのことは言いづらい。裁量労働制だけど、なぜだろう?)
それがどうだろう。
今年に入って、ほとんどこの時間の使い方ができなくなってしまった。
5分の隙間時間もないからである。
30分おきにフルフルで設定された会議。
会議中でも容赦なく飛び込んでくるメール、チャット、Slack…
自分のためにコーヒーを淹れる30秒だけが息抜きで、とてもじゃないが野菜を茹でたり、炒めたりする時間はない。
在宅勤務しているのに、本当に家で勤務しかしてない!!!
早く冷凍食品に頼る日々から卒業したい。
カムバック、私の余裕ある在宅勤務の日々…
春になる頃には、少し仕事が落ち着いて、またじゃがいもでも潰しながら会議に参加できていますように。
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