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「グリーンフレーションとは?」日経解説🧐 vo.18

仕事納めてきました!
お疲れ様でした!

今年は転職しているので
1年やり切った、という感覚は全くないですが

年末の "終わり" の感覚は好きです。笑

嫌なことは忘れられるし
新しい事が始まる予感があって

年末年始は一息つく休養期間としては
最高の連休だなと思っています!

皆さんは何をされますか?😁

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こんにちは、Ribe Rog(リベログ) です!

投資材料となる経済について発信しています。
社会人として、営業マンとして個人投資家として...
日経新聞を購読しています。

日経を読み進めるにあたり
分からない単語や疑問に思ったことなど
調べたことを整理しています😊

note読者の方にとって参考になれば嬉しいです!

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本日の内容は
グリーンフレーション」についてです。

あまり聞き慣れない言葉だと思って調べてみました。

私は小学生に説明できるぐらい
理解を深めることをモットーとしておりますので

気になる方は是非
最後までお付き合いください🙇‍♂️

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まず、グリーンフレーションとは

気候変動対策に伴う物価上昇のことを指しています。

気候変動」とは温室効果ガス(主にCO2)の
排出により気温が上昇していることであり

対策とは、「脱酸素化」のことで
個人や企業がCO2排出を抑えるために

石炭や石油に頼らないでグリーンエネルギーを
活用
することとされています。

そんな「脱炭素化」が
結果的に物価上昇をもたらしている現象

グリーンフレーションと言います。

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つまり、石炭や石油に頼らないで
グリーンエネルギーを活用することが

グリーンフレーションを
引き起こしているわけですが

さらに踏み込んでみると
物価上昇には天然ガス
大きく影響しているそうです。

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そもそも、グリーンエネルギーとは
太陽光、風力などの再生可能エネルギー
天然ガスなどが該当します。

そのような再生可能エネルギーは
時間コストもかかり天候に左右されやすいため
素早く、安定的な供給ができません。

そこで天然ガス需要が高まり
価格が上昇していきました。

資源価格が高いため
電力価格も高くなってしまいます。

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このように天然ガスの価格上昇ニュースには
アルミニウムなどの非金属価格も上昇すると
記載されていることが多いです。

恥ずかしながら勉強不足で
天然ガスとアルミニウムの関連性
全くわからなかったのですが、

少し調べてみると
アルミニウムなどの非金属を生産するには
大量の電力を必要とするため

電力価格が上昇している状況では
アルミニウム価格も上昇してしまいます。
(生産停滞に追い込まれ生産数が減少)

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脱炭素化によって
天然ガスの価格上昇
非金属価格の上昇が起きたことを整理してきました。

非金属価格については
以下のように価格が上昇しています。

 アルミニウム +40%
 亜鉛     +30%
 銅      +20%

このように非金属の価格も上昇すると
非金属を取り扱うメーカーの製品も

価格上昇をせざるを得ない状況になり
これが連鎖して全体的な物価上昇へ繋がります。

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本日の内容は以上となります。

インフレは起きていますが
労働者の賃金上昇による物価上昇ではなく

電力などの資源不足がもたらした
悪いインフレであると言えます。

金融政策だけでは解消しにくいため
構造的改革が必要不可欠だと私は思います。

今後も政治経済に関するニュースを
note にアウトプットしていきます✍️
参考になればさいわいです😊

本日もご覧くださりありがとうございました!!

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