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【読書記録】仕事の「見える化」「記録術」

今回は【時短と成果が両立する 仕事の「見える化」「記録術」】を読んでみました。読書のお供は、ハマっている干し梅と、暑くなってきた時期に飲みたくなる麦茶です✨


【時短と成果が両立する 仕事の「見える化」「記録術」】のタイトル通りに、仕事・タスク・予定・行動・思いつきを見える化(記録)する理由、メリット、方法を教えてくれます。

  • タスクや予定は終わりをイメージする

  • タスクは全て書き出しして細切れにする

  • 作業時間を見積もってスケジュールを組む

これらは仕事の生産性の上げ方や、効率的にタスクをこなるための本に頻出する内容なので、ビジネス書をよく読まれる方には新しく得られる知見は少ないかもしれません。

しかし、その中で本書を読んで、私が「面白い」「やってみよう」と思えた内容は…

「作業時間の見える化・振り返り」です。

本書の読者特典で付いてくる「日次レビューシート」「週次レビューシート」は、作業の時間の把握や記録、振り返りがしやすい形になっており、ダウンロードして手書きでの記入はもちろん・Googleスプレッドシートにインポートして利用することも可能です。
(※特典はPDFファイルでの配布なので、PDFファイルをExcelファイル等のインポートできる形式に変換する必要があります。)

すぐに使えるようなシートになっているため、「作業記録に必要な項目はなんだろう」「見やすいように、どうやって整形しよう」と、悩まずに使えるのが嬉しいポイントです。

実際に「日次レビューシート」で記録してみた


一部抜粋

初めはそのまま使用し、使用する中で自分にとって必要な項目と、そうでない項目、追加したい項目があったので、自分好みにカスタマイズしていきました。

作業内容と、そのタスクに時間をかけてもいい見積もり時間を記入。その隣に、実際にかかった時間と結果・改善策を記入する箇所があるので作業完了時に振り返りの時間を数分確保し、記入していきます。

1週間継続して気づいたこと

作業記録は以前から別ツールを使って記録していたのですが、各作業の「振り返り」の項目と時間を設けることで、「もっとこうしたら時短になりそう」「この作業は時短を考えすぎると、確認ミスが発生しそうだから気をつけよう」等、新しい気づきを発見できました。

達成感を感じられる作業タスクや緊急性のあるタスクはすぐに着手できていましたが、緊急性は低いが今後売上につながる重要タスクは頭を悩ます内容が多いのもあり後回しになっていることへの気づき。

午前中・休憩後・夕方に適した作業内容があることの気づき。

「カフェで本を読む+帰りは歩いて家に帰る」をセットで行うと、読んだ本内容を振り返ることができ、自分の意見や生活にどう取り入れてみようかと考える時間ができて幸福度が高い!という気づき。

仕事以外にもプライベートな時間で何をしている時に幸福度が高いのか、素敵な考えがハッと思いつくのか、を気づくことができました。

作業記録だけはなく読書記録・家計簿もそうですが、記録を取るだけで満足してしまうことがあるので、「振り返り」の時間を持つ重要性を改めて実感できます。

記録するに満足してしまい、改善に繋げられていないなと感じている方にも、ぜひ本書を手に取ってみて欲しいです。



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