実は、目の前の子どもではなく「できてない自分」に怒ってるかもしれない

「いまは遊んでる時間じゃないよ!」
「早くしようよ!」
「そんなことより、こっちが先!」・・・などなど

そんな言葉を子どもにかけることは、
残念ながら日常茶飯事である。

遊びじゃなくて、宿題をしてほしい
テレビを消して、お布団に入ってほしい
おもちゃ売り場より、食料品売り場に行きたい
こうした親の気持ちがあって声をかけている・・・

つもりだが、実は、違うこともあるかもしれない。

親自身だって、
遊んでいる場合じゃないと自覚しつつ、遊んだり
テレビを見ている場合じゃないけど、つい見続けたり
別の売り場の商品が気になって立ち止まってみたり
ということはよくあると思う。

仕事でも、
大変な仕事より楽な仕事ばかり目についたり
期限に追われているのに進められなかったり
気が乗らない仕事を後回しにしたり
ということも、よくあると思う。

本当は、自分を叱咤激励するところなのかもしれないのに
目の前の子どもを、「できていない自分」に
無意識に重ねてしまうことで必要以上に怒ってしまい、
子どもに厳しいことばをかけているのかもしれない。

「できていない自分」に気がついて、自分も直そうとか、
もう少しがんばってみようとか思ったりできると
子どもへの過剰なイライラや、もやもやが静まって、
子どもにかける声は、やさしくなる。

だから、子どもに注意喚起をする前に、
自分も何か放置していないか、
何かから逃げていないかどうか、
目を背けていないだろうか、
と、できるだけ自問することにした。

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