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ブログ「面白半分」

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HPの「カウンセリング本荘」https://agu1981.comでは、66編ほどのブログを面白半分に書き綴ってきました。 HPの容量が小さくて、表示速度も遅くなりつつあるが故に…
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記事一覧

Last car of my life

Last car of my life

 「おぎやはぎの愛車遍歴」というテレビ番組をご存知でしょうか?この番組のキャッチフレーズは”No car, No life!”です。それをもじって上記のタイトルにしてみました。

 この番組では、タレントや有名人が次々と出演して、文字通り自分の「愛車遍歴」を紹介しています。クルマの選び方に、それぞれの生き方を感じて、楽しく観ていました。

 なお、私の「愛車遍歴」は「カウンセリング本荘」HPのブロ

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グールド考

グールド考

 グレン・グールドというピアニストをご存知でしょうか。コンサートをしないで、録音ばかりしていた天才です。代表曲は、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」です。元々は、2段鍵盤のチェンバロ曲ですが、ピアノ・バージョンが一番ポピュラーで、多くのピアニストのレコーディングがあります。

 1955年、若きグールドは、この曲でレコードデビューしました。結果は、ポップスなどのメジャーを抑えて、全米ヒットチャート何

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ノンアル・ライフ

ノンアル・ライフ

 いわゆる「酒」を飲まなくなって、7年になります。アルコール類の摂取に関して、ドクター・ストップになったためです。今となっては、飲みたいという願望は無くなりました。しかし、様々な場面で、ありとあらゆる酒類を飲み尽くしたという思いは、その強烈さ故に今も残っています。

 まず、一晩で飲んだ酒量記録!職場全体の宴会の後に同僚と行った居酒屋。一次会でも散々飲んでいる状態なのに、2人で2升半!これが、最高

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My identity

My identity

 「アイデンティティ」とは、エリクソンが提唱した心理学の中で、最も優れたテクニカル・タームだと思います。自分は何者であり何を成すべきか」の自己問答によって解決すべき、青年期の発達課題と言われています。その結果、自分らしさが明らかになります。

 別の言葉を使うと、パーソナリティの形成とでも言えばいいかと思います。いわゆる青春の真っ只中。心身共に、大きな変化を遂げる時期です。例えば、私など、中学校入

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老前と老後

老前と老後

 先に「若者浴again」で、自分を対象とした老人論を述べてみました。老後のスタートをできる限り遅くさせる効果的な手段として「若者浴」をモチーフにしてみました。今回は、私論の一般化をねらいにして書こうと思います。さて、どうなることやら?

 まずは、金銭へのの考え方です。長年、働いているとか雇用されているというような感覚もないまま、勤務していました。金銭は、結果ではなく過程だと捉えていて、手取りの

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若者浴again!

若者浴again!

 10年ぶりの学校勤務になりました。10年前に転職したからです。生徒数500人余の中学校から、乳幼児数70人余(正職員10名)の託児施設へ移りました。以前の1億分の1の楽な仕事に不労所得。超運動不足に、暴飲暴食と、生活は悪化する一方でした。

 転職と同時に、第一子が高校に入学。1歳7ヶ月ずつ離れた3人の我が子たち。3番目の子が中学校に入学。その時、何枚かの一幕を下ろした感じでした。そして、時間経

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学校のカイダン

学校のカイダン

 私は、幽霊を見る能力がないようです。しかし、その存在を感じることはできるようです。シンボリックに言えば、上に示した2つの赤い目とでも言えるでしょうか。見えはしませんが、背後に感じるのです。この視線により、背中を射抜かれる感じがするのです。

 もちろん熱さや痛みなどありません。しかし、レーザー光線でも当たっているかのように、ジリジリ音が出ている感じです。目の前に現れるより、恐怖感があります。かえ

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サウイフモノニ

サウイフモノニ

 大学院の指導教官の先生は、常にジーパンとポロシャツ、トレーナー姿を貫くちょっと変わった人でした。学位記授与式の記念写真でもスーツ姿の修了者たちに囲まれて、やはりジーパンとトレーナー姿で写っているという徹底ぶりでした

 35歳の若さで助教授になるという優秀な心理学者。しかし、出世志向はゼロ。教授会など出席ずに、マイペース&マイスタイルを貫き10年。年寄り連中と相当なバトルのためのペルソナとして、

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依存と非行の末に

依存と非行の末に

 シンナー中毒の生徒発見!夜中の呼び出しにより勤務先の学校に駆けつけました。閉鎖されているはずの屋上で奇声を発している男女1名ずつを発見。とりあえず、(まともに歩けなくなっている2人を両脇で支えて、保健室へ。歩いた後の廊下には、大小とも点々と排泄物が残されて、私はその処理係でした。

 保健室は入ってすぐに、息もできないようなシンナーの臭いで充満し、通常の人間は息もできないような状態になりました。

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時間泥棒は誰だ?

時間泥棒は誰だ?

 生きている長さと時間泥棒の被害件数は、確実に比例していると思います。そして、被害者が時に加害者になっていることも、少なくないとも言えるでしょう。

 時間泥棒の定義の重要な点は、相手が生活を共にしていないことです。時間は、誰にでも平等に与えられています。しかし、自分以外の時間に無頓着になる時が、人の時間を搾取していると考えるべきです。

 すなわち、時間を奪われる場合に、その不快感をもつ場合、時

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