占いに足を踏み入れたきっかけ。その2

だいぶ空いちゃって桜の季節になりました♡
私の好きなお花ランキングベスト3に入る桜🌸
送迎だけでテンションあがってます(単純)

Twitterでは数秘での企画第一弾がちょうど終わりまして、約60人くらい参加して頂きました🍀ご参加ありがとうございました✨
第一弾が終わったのでNoteを、、、第二弾も今の所やる予定なのでぜひぜひTwitterもよろしくおねがいします💕


ではでは、本編です🌸


指定された時間に東京の真ん中の家に向かい、家の前の交差点について信号待ちをしているときだった。
マンションのエントランスは裏側にあるのだが、裏口が交差点に面していておもむろにドアが空いた。
ちょうど信号も青になったし、カギ取り出さなくても入れるって思って急いで裏口に向かうと、見覚えのある背中。

1秒経たずに1ヶ月前まで一緒にいた元彼の名前を呼んでた。
 


驚いて振り向いた彼の隣に知らない女。
女も一緒に振り向く。
女を逃して私のもとにくる彼。
そして1ヶ月ぶりにご対面した元カノの私にかけた最初の言葉が

『ごめん、来ると思わなかったんだ…』

ん・・・?は???来るこないの問題なのこれ??
次の瞬間私がブチギレて言葉が止まらなくなった。

「さっきの女なに??彼女??いつから付き合ってるかしらないし、私と別れてから同棲してたのも今は置いといてあげてもさ、とりあえず今は別れてるんだし?お得意のリスク・マネジメントはできなかったのかな??紹介くらいしてくれてもいいじゃーん!できないの?え、できないの??できないご関係なの??
・・・そんな紹介もできねえやつ連れてくんじゃねえよ、くだらなっ。私やることやって帰りますのでさようなら☺️☺️☺️」


と言って彼を残し、私だけマンションに。
紹介してよって言ったときの彼の顔がほんとに苦虫を潰したような顔と私の怒涛の喋りに呆気にとられた顔をしてて。
ある程度物分りいい子をしてたからほんとに驚いてたと思う。


そこから家に入ったら、白が霞んだ色の知らないバッグが置いてあった。
さっきの女のだった。
チャックはあいてるし財布まではいってて、一体外へなにしにいったのか今も謎のまま。


正直、センス悪いバッグと財布で。申し訳ないけど褒めるところはなにも見つからなかった。
置いていってるんだから好きにしていいんですよね?って思って財布の中の免許証を覗いてびっくりしたのは《私と同じ名字、同い年》ってことだった。


まあ、名字はわかる。日本に多い苗字なので被ることは慣れてる。そんで同い年。
いやいやいやいや気持ち悪ってなってその時の私は止まらなかった。5個差どんだけ好きなんw
そして地元が埼玉っていうのも一緒だった。


なによりもこの日寒くてつけてったマフラー、彼にプレゼントされたお揃いのものを無意識に付けていった私に腹が立った。
あったかいし色も私のどストライク。
思ったら元カレもさっき付けてた。


「もう無理」
私はマフラーを床に叩きつけてた。
雑巾にして拭いて置いてってやろうかとも思ったけど、水は冷たいし掃除はこの期に及んでしたくなかったので、投げ捨てたまま家を出た。



隣駅の不動産に行ったであろう元カレから家をでてすぐ電話が鳴った。
私はまだ頭に血が上った状態。
どんな状態で掛けてきてんのって更にイライラ。


『家を借りたときの書類、封筒で家になかったかな…?』



「知らない。なかったと思います。それにもう家出てますしカギも置いてきてますので確認は無理です。
家に女のバッグあったけど一体誰の家だったんだろうね?勝手に入ってすみませんー。要件は以上かしら?」

『あ…うん。その、ごめんね。。。今日の朝携帯が壊れてlineとかも見れなくてまだ引き継ぎもできてないんだ…』

「そう、それは大変。
でも普通に考えたら私がくるって考えられないかな??
仮に私がこなかったとして、この家の引き払いに関係ない女連れてきてなにになるの??
・・・もしかして関係あった??住んでたの?なら謝りますけど。それなら3人のお家♡だもんね?」


『・・・。』


無言で更に腹が立つ私。
いつものコア・フル回転の元カレはどこ??



「用はそれだけ?言いたいことも反論もないのでしたら電話切りますけど。」


『いや、反論はないよ。申し訳ないことをしたって思ってる…でも俺がりあんに言ったことにも嘘はないから、なにかあったら連絡してほしい。。。』



私達は一緒に暮らす最後の週末に《最後の晩餐》として一緒に外食をした。
私は今までの感謝を込めて手紙を書いた。ありがとうとごめんねばっかりだった気がするし、やっと素直になれた気がして。
渡したその場で読んでって言って、素直に読んでくれた彼。初めて彼が泣いているのを見た気がする。


それを読んで彼が言った言葉は
『ありがとう、俺も色々助けられたし、楽しかった。今後も困ったりなにかあったら遠慮なく連絡してほしいし力になりたい。落ち着いたらご飯とか行けたらとも思うし、俺だって揺らぐよ、こんなの…』
っていう感じだった気がする。

絵にできるくらい素敵な最後の晩餐だったと思うんだけどなぁ!←
なんだったのあれはww


「いや、嘘はないってさ、あんなの見せられてどう連絡しろと?遠慮なく?遠慮するでしょ??
大体私にもうちょっと痩せろとか髪の毛黒髪ロングがいいとか言っておいてなにあの芋女。私より太ってるし私より髪パッサパサって、逆にムカつくわww
んま、どうぞお幸せに。」


思ってたことがマジで出てしまった。
書きながら思ったことはともかく、言ったことはごめん、って思うんだけど!
ほんとに芋女すぎて多分そこにもイライラしまくってた。もっときれいな人連れてきて私に敗北感味わわせてよ、なんだこれ、状態だった(笑)
流石に元カレも怒るかなって思った。


『ほんとうにごめん。でも、それでも本当だし傷つけるつもりはなかったんだ。』


怒らないんかい!怒れよ。
てかそこは怒らなきゃだめなとこなんじゃないんかい。
どっちに優しさ見せてんのww


私は私でフォローのひとつひとつが納得いかなくて逆にヒートアップしてくし、ずっと思ってたのは、私が彼氏がもうひとりいることが元カレはわかってるんじゃないかってことだった。もう会うこともないだろうって賭けに出た。


「そう。それでも話すか話さないかは私次第だけれども。
・・・もしかしてさっきの女連れてきたのは私に対する当てつけだったの?私以上のインパクトをって思った?」


知らないならどういうこと?って帰ってくるはず。
返ってきた言葉は


『そんなことはないよ。』


だった。即答で知ってた。
知ってた気がしてたけどそんなら私も堂々と目の前に連れていけば良かった←
こっちは芋じゃなくかっこいいんやぞ。コアレベルは劣るかもしれないけど、それでも服もお笑いセンスもあるんやぞと謎思考になってた。
(また違うとこで、もうひとりの切っても切れない彼のお話をしますね!)


「そう、そうならそうと言ってくれて構わないのに。
じゃあ電車乗るので、さようなら。」


『わかった…気をつけてね。』



これで電話を切った。
しかしこの収まることを知らない私のボルテージィィ!!!
血が、血が滾っているゥゥ!DIO状態。無敵ィ!!な私。

今はお昼14時、高校からの親友・愛方ちゃんはお仕事中。電話も掛けられないしこの胸糞話を聞いてもらえない。
誰にでも話せるわけじゃないこの話。そもそも私の色んな状況を知ってる人しか話せない。でもこのままじゃ帰れない。


そこでピンとひらめいてグーグルマップで検索をした。
家から一番近い目的のものが銀座だったので、すぐにタクシーを止めて乗り込んだ。
1500円くらいでおつりがくる距離、東京のど真ん中の家の最後の恩恵だった。


そう、私がこのストレス発散&俺の話を聞けぇぇぇ〜〜!と選んだのは占い館だった。
聞いてほしいことも聞きたいこともいっぱいあった。
ちなみにそれまで占い館には行ったことなかったし、雑誌の巻末の星座占いを流し読みする程度、人並みの興味しかなかった。



占い館の受付の人は先生や時間はお決まりですか?と聞いてくれたが、決まってるはずもなく、考えられる冷静な頭もなく。


私は迷いなくすごい顔で

「今から最低1時間くらい、フリーの先生はいますか?指名はないです。空きがなければ突然でしたので大丈夫です。」


と早口で言っていた。
受付の人も多分引いてた。こいつ大丈夫なのかと。
無論大丈夫ではなかった。



その占い館はオープンしたばっかりというのと平日のお昼過ぎというのもあって運良く空いてる先生が数人いらっしゃった。
選べと言われても…と思いつつ直感で選んだ。
この先生ならとりあえず私の話を聞いてくれそう、って今思えば当たり前で失礼で邪な考えの元選んでいた。ごめんなさい。


受付の方に案内されたブースに行くと、にっこりと笑顔が印象的な先生が挨拶をしてくださった。


初めまして、と私は精一杯の愛想笑いで返した。
多分私は愛想であっても今日初めて笑った。



次回、やっと占われます!!!
ここめちゃくちゃ長くなってすいません!!!





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