夫が育休をとってわかった。この世は不平等だ。
こんにちは、りりです。
今日は夫の育休をきっかけに
体感したことについて。
題名からしてわかるかと思いますが
今回は文句タラタラです。笑
我が家は長男の誕生にあわせて
夫が育休を取得し、
夫婦2人で子育て中なんですが、
初めて育休という制度を使用してみたら、
この世の不平等さに嫌気がさしました。
本当に。
何がそんなに酷いのか、
具体的に見ていくと以下の通り。
もういっかい言うけど
今回は文句タラタラです!
いつもみたいにハッピー♡な感じじゃないので
悪しからず!笑
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1.会社のしくみがひどい。
まずはこれ。
夫は育休取得を会社に申し出てから
最終的に話がまとまるまで
おおよそ3か月くらいかかりました。
その中にはもちろん、
後任の話など必要不可欠な時間も
含まれるものの、謎の面談のまぁ多いこと。
特に私がハァ?と思ったのは、
「育休取得の理由を聞かれる」ということ。
ハァ?????
育児休業取得するのに、「育児をするため」
以外の理由があるなら教えてくれ
って感じなんですけどw w
そもそも「育休制度(育児休業)」とは?
簡単にググると、
『子供を育てる従業員が法律上取得できる休業であり、育児介護休業法という法律に定められています。育休を取得できるのは、子供を育てる従業員です(男女を問いません)。妻が専業主婦で育児に専念できる立場であっても、その夫が育休を取得することは何も問題はありません。』
てな感じででてきます。
つまり、
『子育てする為に誰でも休業していいよ』
っていう法律なわけです。
人の上に立つならその程度の法律は
知っていてほしいというか、
せめてググっとけって感じです。
これが女性社員の育休取得でも
同じように“理由”を聞いて、
3か月間面談を繰り返すのでしょうか?
だとしたら年に一体どれほどの
業務時間を割くんでしょうね、
ご苦労さまです。
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2.周りの反応がひどい。
無事出産も終え、
周囲からもたくさんお祝いしてもらい
ハッピーモードの中、
次なるモヤっとポイントはこれ。
「育児はどう?もう慣れた?」
とよくある質問に
「うちは夫が育休をとって
夫婦2人体制で育児奮闘してます」
って返そうもんなら、こうくるんです。
「え?!旦那さんが育休とってくれてるの?!
すごーい!」
「育休とって一緒に育児してくれるなんて、
いい旦那さんだね!」
悪気ないことはわかってるんですがね、
内心めっちゃモヤモヤですよ。笑
なんで「育休とって“くれてる”」
って表現になるんでしょうか??
うちの夫は「俺も育児したい!」って
自主的に育休を取得したんであって、
別に私も子どもも
頼んでとってもらった訳じゃありません。
それに何?
育休取得するからいい旦那さんなの?
失礼よな、うちの夫はもともといい旦那だわ。
唯一、フラットな会話をしてくれたのは
夫婦ともに留学経験ありで英語ペラペラの友達。
彼女の反応は
「りりの所はそんな感じなんだね。
うちは私がフルタイムで
夫が短時間勤務で育児してたよ」と、
実にフラットで気持ちのいいものでした。
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全体を通して言えることは、
それ、母親が育休取得する場合でも
同じこと言うの?ってことなんですよね。
母親が育休とって育児しても同じように
「いい奥さんだね」「すごいね」「優しいね」
って言うのか?
対象が父親になった途端
そういう言葉が出てくるのは、
父親に対しても失礼ですよね。
日本でもようやくLGBTQやら多様性やらが
浸透しつつあると思ってたけど、
蓋を開けてみりゃぜーんぜん、
まだまだ男女ですら不平等じゃんって
身にしみた経験でした。
この子が大きくなる頃には
もっと色んな壁がとっぱらわれた
住みやすい世界になっていてほしいなと
願うばかりです。
✄----------追記-----------✄
もちろん、
二人三脚で奮闘してくれる夫には
心から感謝してます!
この人と夫婦で良かった。
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