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あらたよ

12月末にイラストの展示を終え、色々考えてみた。

10月、11月はほぼ家に引きこもり絵を描いた。これで生活していくと考えた場合何が大変なんだろうと実験的な2か月を過ごし、ちょこちょこ展示会場に居座り、夜になると浮かんできた気持ちが年末にかけて整ったのでここにメモをしよう

絵を描くことが好きだし、楽しい。決して上手ではないけれど

私のイラストは『私の頭から抜けた落ちた髪の毛』とか、『落としたハンカチ』とかあくびとか、そんなものとおんなじで

平凡に毎日を過ごす中で勝手にインプットされていつの間にか私の身体の一部分となったものを世の中に放り出すためのツールの1つだということ。

それを見つけた誰かが知らんぷりするのも、捨ててしまうのもクスッとしてくれるのも自由なわけで、

誰かになりたくて絵を描いてるわけでも、人気者になれる絵が描きたいとかではなくってただただ描きたいから描いている。べつにふわっと雰囲気をみてみれば私にしか描けないものでもないし似ているのだってたくさんあるんだと思う。

だけれどそんな中から私だけが表せるものを発見してくれて、なんかいいよなあ〜とか思ってくれたり、猫を抱えるみたく腕の中であたためてくれる人が少しずつ増えてくれればいいし、そんな時間をじっと眺めていたいな

今年の初詣では数年ぶりにみんなのことをお祈りできた。いつも自分のことばっかりだったからね

混じり気のない気持ちで絵を描くことと、ぎゅっと抱きしめたい人々への愛情と、だらしのないひと時を、大切に育てていける1年にしよう。長く続けよう

こんな気持ちで新年を迎えることができたので、なんとなく良い1年になりそう。

今年もよろしくね

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