学習で結果を出すためには③

今回書いていくのは目標達成するために行う四つめの習慣作りとなります。

習慣づけるためにベースとなるポイントは、
①「できる」ことからはじめる
②小さな行動を積み重ねる
③記録する
です。

この三つのポイントを達成させ、習慣づけるのに最も大切なのは、「成果をあげること」ではなく、「定着させること」であり、そのために、頑張り過ぎない、無理しない、それでいて日々やることはやる、ことなのです。

つけたい習慣を無理なく行うことができるようにするために、まずは4日間続けてみましょう。一般的には4日間続けられれば習慣化すると言われています。仮に、しない日、できない日があったとしても、その次の日からまたはじめるというように、途切れたら、次の日からまたはじめるという修正力を育てながら行っていきましょう。

習慣づけと同時にスケジュールの可視化も行いましょう。年間、月間、週間のスケジュールと日別の時間割を詰め込み過ぎない程度(できるだけゆるやかに)で作成します。その際に週間スケジュールにおいては、その週で行いきれなかったことを補う調整日を設けることで行いやすいスケジュール立てができます。

また一つの教科、作業を何時間も続けて行うと中だるみにより無駄な時間が発生します。学んだことを記憶にとどめるためには、間隔を空けて復習をするのが効果的です。そのため、一教科(一作業)にかける時間は過去問を解く時間相当と考えた方が効果的です。

そして、その作成したスケジュールは途中変更可能なものと考えましょう。不測の事態が起きたときにも対応できるように柔軟性を持たせたスケジュールを作りましょう。

いずれにしろ、習慣づけする際には、自己管理が必要です。規則正しい生活を送り、自分をコントロールし、一日の中の隙間時間を探して、問題を解く時間、暗記する時間などの時間を作り出し逆算をしながら時間をコントロールし、インプットしたものはアウトプットをすることで記憶のコントロールをすることで目標達成への道は近づいていきます。

次回は継続方法について書いていきます。