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投資で焦りを感じている人に心休まる指標

投資か、預金か。
この質問自体を考えている人は、預金をオススメます。
日経平均株価は最高値を出し、周りで儲かった人が出てきて焦りを感じている人もいるかもしれません。
そういう方に、心が休まるお話をします。

投資で利益が出た人、たくさんいます。
投資で損失が出た人、たくさんいます。

それが集計された指標が1つあります。


信用評価損益率

信用取引をおこなっている投資家の、買い建ての評価損益(含み損益)です。チャート推移で相場全体の底入れや天井が計れます。
計算式は%表示で、儲かるとプラス、損するとマイナスで現します。

信用評価損益率はマイナス圏で推移していることがほとんどで、-5%~0%あたりまでくると天井に近く、-20%~-25%あたりで底入れになる指標になります。

ず〜〜〜っとマイナス、つまり個人投資家は損し続けてます。
投資で儲かるのは一時的で、長期スパンのトータルで考えればマイナスになってます。
ずっとマイナスであることは、適度に儲かってる少数の個人投資家と、かなり損して痛手になっている多数の個人投資家がいるというのを示しています。
この損益率はそのボリュームトータル平均です。

もちろん、プロ以上に投資を勉強している投資家の中で、あなたが儲かってる投資家の側に行く可能性はあります。
しかし、事実として損して痛手がある真剣にやっている投資家の側のボリュームの方が多いのは、この指標でわかります。
あまり述べたくありませんが、私の場合はトータルで言えば若干プラスです。しかし、時間と手間がかかり精神的な負担を考えればマイナスみたいなもんです。仕組みを理解してくると不利だというのがよくわかります。
少なくとも、キャピタルゲイン投資は茨の道だと考えております。

金融機関や元締めの方はこの評価損益率をリアルタイムで把握してるのだから、個人投資家を利用して利益を上げるのはたやすいことです。
さらに貨幣流通量を操作できるユダヤ金融資本家が有利であるのは間違いありません。

勝負の世界は勝つか負けるかどちらかです。だからやってみなければわからないとも言えます。
フィジカルモンスターで戦略IQトップのボクサーがいるリングに上がるのも、勝つか負けるか誰にもわかりません。
ただ、評価損益率がずっとマイナスで推移しているというのは事実なだけです。


投資で儲けている人の話を聞いて焦りを感じている人には、今回はいい話だと思います。
この記事は、今の上昇相場に乗ってる人向けではなく、乗れず焦る人向けです。大丈夫、トータルで見ればそんなことです。
しかし、別のジャンルにおいても、評価損益率がマイナスなように、トータルでは上手くいかない事はありそうですね。
良かれと思ったことが逆効果だったり。
「高い授業料だった」なんてことがよくある話なので、いろいろ調べていきたいものですね。

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