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木造で鉄骨造やRC造やSRC造の間取りは基本的に無理です

あるブログを見ていたら、広いLDKの家が欲しいとの話がありました。
過去数日分のブログを見て、ハウスメーカーの鉄骨造モデルハウスを見てきて、気に入った間取りがあったようです。

大体の金額を知って、自分たちの予算では無理だから、地元の工務店で似たような間取りを希望しているみたいです。
多分、こういう話はよくあるのだと思います。

ハウスメーカーから伝えられる金額、考えられる最大限の価格設定にしています。
贅沢な設備に考えられる最大限の地盤補強工事などをした価格です。

実際に契約をする価格とは違うので、ハウスメーカーは価格が高すぎるイメージの元になっているのかなと思います。
建物だけの価格が分からない、ハウスメーカーがお客様を逃している原因になっていると思います。

困るのは、地元の工務店です。
木造に鉄骨造のモデルハウスのように広いLDKを求められるのです。

一般的な木造で広いLDKは無理です。
特殊な技能を持つ工務店でなければ、木造で広いLDKは作れません。

建築士が無理をして設計した、木造で広いLEDの家。
どうしても地震に弱い構造になってしまうのです。

日本に暮らす限り、地震に耐えられる構造の家は必須です。
家造りを考えている皆様、広いLDKは魅力的ですが、建物の構造によっては不可能な間取りです。

建築士から提案される間取りが気に入らない場合、自分たちが理想とする間取りが実現できない理由を聞いてみてください。
繰り返しやってくる地震に耐えられない構造と言われたら、間取りを妥協するか、別の選択肢を考えるべきだと思います。

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