見出し画像

チェコ語講座🇨🇿 lekce 1

こんにちは、Jablkoです。
チェコに住んで1年強、いまだにチェコ語が全然話せません。

タイトルはなんか私がいかにも「チェコ語教えてやるぜ!」と言っているみたいに見えますが、ごめんなさい。私も話せないので、一緒に勉強させてください。このシリーズでは、自分のチェコ語勉強のなかで「こうやって段階を踏んで勉強したらわかりやすいかな〜」と考えた順番に、自分の頭を整理するためにも、文法を中心に紹介していきたいと思います。


実はチェコに移住?する前の期間に、日本語の本でチェコ語を勉強はしていました。
でもやはりネイティブの先生に教えてもらう方が、理解もしやすいし発音も身につけられる、というのが正直なところです。
ちなみに私が2ヶ月かけてやった内容、大学の授業5〜6回で終わりました。つまり2〜3週間。泣ける。

大学の授業のもう一ついいところは、チェコ語しか書いていない教科書を使っているところです。最初は本当に「なんじゃこりゃ」状態だったんですが、人って何回も見慣れると覚えるんですね、すごい。

まあそんなこんなでDobrý den! (こんにちは!)くらいしか使ったことのない私ですが、皆さんのチェコ語勉強の参考(になるのか?)と私のチェコ語の勉強に役立てばいいかな、と思ったので勝手に書いてみますね。今回はイントロダクションだけなので、早速勉強したい方は次の記事をどうぞ。




そもそもチェコ語ってどんな言語?

簡単に言うと、チェコ共和国で使われている言語です。これは自明ですね。"スラブ語派" と言う部類に属しています。簡単に言うとロシア語に近い、と思っていただければわかりやすいかと思います。文字は、英語と同じ26個のアルファベットに加えて、フック(ˇ)を使う文字(ě,š,č,ř,ž,ň)、伸ばし音のマークを使う文字(ý,á,í,é,ů)で構成されています。

こんな記事を書いておきながらも、「チェコ語を学びたい!」と言う方には出会ったことがないので需要をあまり感じてはいません。実際、英語よりも格段に難しさが違います。(少なくとも私にとっては)大きく分けて3つ、その理由を紹介していきたいと思います。

①Number 

英語と同様、チェコ語にも単数形(singular)と複数形(plural)があります。これは英語やフランス語など、ヨーロッパ系の言語を学んだことがある方にはどうってことのない概念ではあると思います。ただ変化のパターンが多い、、、。


②Gender 

すべての名詞に性別があります。大きく分けて男性(masculine)、女性(feminine)、中性(neutral)の3つです。男性名詞にはさらに、男性活動名詞(masculine animate、男性名詞の中で生き物のもの使われる)と男性非活動名詞(masculine inanimate、男性名詞の中で生き物以外のものに使われる)に分かれています。さらに、これらの名詞を修飾する形容詞も、名詞のgenderによって語尾の形を変化させなければいけません。


③Case 

 これが一番難しい部分、格変化です。簡単に格変化について説明してみます。例えば、そこに地図があるとしましょう。それがプラハのものだったとします。日本語でその「地図」が「プラハ」のものであることを表すとき、私たちは「プラハ地図」と間に助詞を入れますよね。チェコ語では、語尾を変化させることによって、"助詞+名詞" の意味を含む一つの名詞にして表現されます。この例の場合、Praha(プラハ)をPrahy(プラハの)に変格することで、mapa Prahy(プラハの地図)と表すことができます。一言で言うと、助詞を加える代わりに名詞の語尾を変化させると言うことです。

チェコ語にはこの格変化が7つあるんですね。格変化の方法にはほとんどの場合法則がありますが、全部で大体20通りくらいパターンがあります。これだけでもう大変です。





こんな感じで、チェコ語という言語を少し掴めてきたのではないでしょうか。最後に、私が使っている教材について紹介して今回は終わりにしたいと思います。


まずこちら、大学で使っている教科書です。(1年生用)

画像1

大学近くの本屋さんで購入しました。
450コルナ(約2200円)くらいだった気がします。学割効いてたので普通に買うともうちょっと高いかも。
たぶん日本では売っていないと思われます、、、が!この教科書会社、ウェブサイトでだいぶ沢山のマテリアルを紹介してくれているので、興味のある方は是非こちらをどうぞ。


https://www.czechstepbystep.cz/en


そして、私が使っている日本で買った本がこちら。



個人的な感想を言うと、独学で勉強するには日本で買った本の方がわかりやすいです。大学の教科書は、説明してくれる先生がいるからこそ活用できるのかなと思っています。ただ、格変化の分類の仕方がチェコの教科書の方がわかりやすかったため、こちらの記事では両方のいいとこ取りで進めていきたいと思います。



紹介が少し長くなってしまいました。私自身も2年生の冬学期の現時点で、やっと現在/過去/未来が言えるようになってきたかな〜くらいなので、ぼちぼちやっていきたいと思います。もしチェコ語を勉強しようと考えている方などがいたら、参考にしていただけたらな!と思っています。

それでは次回から、頑張って勉強していきましょう!



Jablko


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?