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[対談企画]【LGBT生徒の元担任に聞いてみた】

対談概要

 俺(Re-eva.代表)はLGBT(FtM,パンセクシュアル)のオープン当事者です。
多くの当事者にとって、負担となりえる場所に学校が上げられるのではないでしょうか?
そこで、中学三年の時の元担任にご協力頂き、当時のことを聞いてみました。

対談:LGBTの生徒に対する教師の感覚(一例)

―まず簡単に自己紹介をお願いします。

中学校の教員をしています。


ー俺の第一印象って覚えてますか?

第一印象…中一の時だからね…クラスは違って授業での関わりだったから…。
頭はいいなって。数学得意だったからね。
印象としてはそんな感じかな。


ーカミングアウトされたときはどう思いましたか?

生活記録ノートにLGBTって知ってますか的なことを書いたのが最初なのかな?あとは二者面談のタイミングとか?
当時LGBTについて詳しくなかったから、いろんな知識があるんだなと思って。
いろんなネット上で得た知識とかで当てはまってるのかもしれないなって思って言ってるのかなと考えてたんだけど、割と真剣に考えているんだなって。
以前にカミングアウトを受けたことはなくて、先生としても初めてで。
それを受けて、どう考えているかを考えるようになったかな。
いろいろ話してくれるから、聞きながら知っていこうと思った。


ー当事者の担任をする前後でLGBTに対する認識の違いってありましたか?

実際にそういう人が身近にいるんだなって。
学校だからね、いろいろ男女で別れることもあるわけじゃん。
その中で今すぐ配慮が実現できるものとそうじゃないものもあって、制服のあり方とか、トイレとか。
学校だけじゃなく世の中的に配慮が増えていってもいいのかなっていう認識にはなっていったね。

ーLGBTについて広めるポスターの制作についてどう思いましたか?

おもしろいなと思った。
行動に移すことが大事だと思って。実際に動くのはなかなか勇気のあることだから。
キャラクターみたいなのも作られたし。(アイコンのキャラクターです)
誰が見るってわけでもないし、みんな知識がないから、学校にあれを張ったくらいだと、見かけても流されるくらいだと思う。
こういう内容って受け入れられるかはまだまだ難しいことってあると思うんだよね。
押し付けにならないように受け入れるっていうのが大事なのかなって思う。
知るのと知らないのとでは違っていて、知る機会を与えるって大事だなと思った。

最後に

貴重な時間を頂き、ありがとうございました。

                           

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