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ますます通知ランキング

今回は公募戦線にはまったく有益な情報ではないのですが、なんとなく思い立ったので書いてみます。

大学教員公募戦線では多数応募しても、面接につながるのはそのうち少し。内定にたどり着くのはさらに低い確率。手元には不採用通知(この記事では「ますます通知」と呼びます。就活方面ではお祈り通知と呼ぶ方が多いみたいですね)が大量に届きます。私もたくさんの大学にますますのご活躍をお祈りしていただきました。そんなますます通知を勝手にランキングしてみました。


第5位 ますますメール

メールで不採用を通知してくるパターン。迅速かつコスト削減な通知法です。BCCで不採用者全員に一斉送信みたいなのは今のところありません。


第4位 ますます文書

A4用紙1枚のますます通知が封筒に入って届くパターン。大学の事務員が文字通り事務的に送ってきたとおぼしき通知手段です。

A4の紙を1枚送るのに定形外の封筒で郵送してくる大学がほとんどです。ますます通知が折れないように配慮してくれているのか、定型封筒が手元にないのか分かりませんが。一度だけ定型封筒に3つ折りにされたますます通知が入っていたことがあります。経費削減に努めており、素晴らしいと思いました。折れてないますます通知でも折れたますます通知でも結果は変わらないし、こちらの心が折れるのは同じです。


第3位 ますます文書+応募書類一式返送

ご丁寧に応募書類一式まで郵送で返してくれるパターン。業績リストの著書の現物を送ったのであれば返してくれと思いますが、論文のコピー程度の提出物を返されてもなぁと思います。

私はいつもますます通知を受け取ると落胆して、カバレターしか読まないのですが、返送された応募書類に選考委員の先生が書き込みをしていることがあるそうです。こちらが送ったカバーレターまで送り返してくる失礼な大学もあるとか。これからは返された書類は一通り確認してみようかと思います。


第2位 ますます文書+応募書類一式返送+自筆コメント

書類選考で落ちた公募でした。公募のこともすっかり忘れた頃に、応募書類一式とますます通知のカバーレターが1枚届きました。カバーレターに自筆で「今回はご希望に添えず申し訳ありません。大変優秀な業績ですから、今後もがんばってください」みたいな内容が書かれていました。内容はますます定型文ですが、わざわざ不採用者のために一筆したためる誠意に胸を熱くしました。

ちなみに、後にこの公募はデキレースと判明しました。選考委員の先生もそんなことも知らずに応募してきた人たちに後ろめたさがあったのかもしれません。ですが、デキレースでも事務的にますます通知を送りつける方が圧倒的に多いと思います。選考委員の先生のやさしい心遣いに感謝して2位としました。


第1位 ますますメール+電話

面接まで進んだ公募でした。先にメールでますます通知が届きましたが、その後すぐに、選考委員の先生からお電話をいただきました。先方の都合で再公募となったため、不採用となったことを経緯を丁寧に説明していただき、お詫びしてくださいました。誠意を感じ、マジでこの大学に行きたかったと思いました。もし、将来、人事に関わる立場になったら、不採用となった人たちにも真摯な対応をしようと決意しました。最も誠意を感じたますます通知なので堂々の1位に選出しました。

スマホに着信があったときは、さっきのますますメールは間違いなんですって言ってくれないかなと淡い期待と抱いてしまいました。


ランク外 連絡なし

まさか不採用者に結果を通知しない大学があるとは。。。締切りからずいぶん日が経っていますが、まったく連絡がありません。こちらが時間や労力を費やして応募書類を準備し、郵送料払って応募しているのに、ノーレスポンス。こんな大学、こっちから願い下げです。

いや、もしかして私が間違えて違う大学に送っちゃったかな?それともこちらの連絡先を書き間違えたかな?


ランキングの結果に今後変化がありましたら追記します。

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