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若い世代へエールを送る:JSPS男女共同参画シンポジウム感想

日本学術振興会:JSPS男女共同参画推進シンポジウム『研究とライフイベントの両立へのヒントがここに!』

https://cheers.jsps.go.jp/event/


オンラインで参加しました。

第1部でお話しされた東北大学副学長 大隅典子先生は脳科学者として著名な方です。男女共同参画については、noteで発信しています。
大隅先生のnoteはこちら


自然科学や理工学系の女性研究者が多く参加していました。
閉会の挨拶では450人以上が参加、男女比は3:7、20歳台から60歳以上まで広い範囲の年齢層が参加したと報告されていました。
中心のシンポジストやファシリテーターは30歳台後半から50歳初めのように見えました。

チャットへの書き込みも活発でした。
バイアスについて講演の最中にチャットで
無意識のバイアスは、女性にも男性にもあります.
女性の場合、特に自信のなさとして現れます.内在性のバイアスは能力発揮の上で大きな障がいです


私も以前から
仕事となると男性は大きく見せようとして女性は控えめに見せようとすると感じていましたのでこのバイアスの意見に大きくうなずきました。

こういうシンポジウムは、成功者からの経験談です。
研究や家庭でいろいろあっても、今はうまく研究して社会的にも認められていなければ、その場に立てないのですから。

今回もうまくいっている方や組織からの話が多かったです。

でも、第3部としてグループセッションが行われ、意見交換会(20分)8人くらいで自己紹介と「今何をしたらよいか?」を話し合いました。
短い時間でしたが、大学院の方、研究所就職2年目という方から、大学の教授(お子さんが20歳台)そしておそらく最年長の私まで顔がわかっただけでも、貴重な機会でした。

この話を励みにして勇気づけられた研究者が多くいますように願っています。女性の研究者を応援します。

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