見出し画像

変化を学ぶ

病気は変わる

オミクロン株についての講演会を聞きました。
感染力が強い、症状は軽症、再度感染することがある。
講師は以前の病気とは変わっていることを強調していました。
抗ウィルス薬ではなく、対症薬(咳止め、解熱剤、去痰剤など)でコントロールしているとのこと。

二年前とは異なる、少なくともデルタ株とは異なる病気になったんです。
でも、感染対策は変わらず、マスクと手洗いが必要とのこと。
ワクチンを一回もしていない人が重症化している、3回した人も感染しているともお話していました。

変化を恐れる心が新しい情報を拒否?

2020年にはよくわからない病気だった新型コロナ感染症。
少しづつ解明されていますが、制度はなかなか追いつかないのが現状。

古い知識が蓄積されて、変わっていくことがおろそかになっている。
新しい知見を聞いても、
「だって、前はこういったじゃないか!」 
それはその時のこと。
今は違う。

知識があると思っている人ほど、変化を恐れる気持ちがある。今までの知識が新しい知識を受け付けない。
変わっているということを受け入れられないので2年前と同じ行動をします。

それは老化、組織化⇒変化を恐れる心です。
一般の人ならまだしも医療者は新しい情報を取り入れて変化を起こさなければなりません。

この感染症については、朝改暮令は正しい。
こころをゼロにして新しい知識を学ばなければ、と思った講演会でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?