見出し画像

喉が乾いて、USPを学ぶ話

新幹線に乗っています。
山形新幹線は今までになく混んでいます。
3ヶ月前は車両に私1人の時もあったのに、今日は8割程度の乗車率。
二列並びの席も間なく埋まっています。

3月にあった地震の影響で新幹線は間引き運転状態。
混んでいるのはそれも原因の一つかもしれません。

東京駅でパンとカップのコーヒーを買って、準備万端で乗り込みました。
コーヒーが濃かったのか、喉が乾いてきました。
我慢できないくらい。
コーヒーのカップを洗って、洗面所の水を飲もうと思ったら「この水は飲めません」という表示。
温水ですが、飲めないこともないだろうとカップに入れて、勇気がなくて口をつけられない。
通路を挟んだ、紳士の座席ポケットにはペットボトルの水。
事情を話して譲ってもらおうか?
考えていると、無事車内販売のカートが来ました。
カートを押して来た女性にお水が欲しかった話をすると、またご利用くださいとニッコリ。
ちょっとスリリングな楽しい会話を交わして。
水をゲット! 安心して喉の渇きを癒せます。

実は今朝、マーケティングのセミナーで、USPを学びました。
寒い浜辺のジェラートは売れない、温かい飲み物に変えれば買う人がいる
相手のニーズを捉える、必要なものを売る。
私にとって、車内販売で欲しいものは弁当ではなく、水でした。

どんなに美味しい弁当よりも水が必要であれば、きっとトイレの水を飲むかもしれいないし、隣の人に高い値段で交渉するかもしれません。

相手にメリットがあって(喉の渇きが癒せる)
独特なもの(車内販売は独占事業、降りて買うことはできない)
根拠があるもの(飲み水としての安全性が確保されている)

コーヒーで喉が乾いたおかげで、マーケディング講座の復習ができました😅

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?