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アンとキャンディとわたし


とき子さんのこちらの愛溢れるエッセイを読んで、心底反省したmarmalade。

とき子さんのお姫様妄想のなんと愛らしいこと!!これだけで白いご飯おかわりできますわよ。同時に思い出したのは、自分の幼少期にした妄想。あゝ許して、と思わずつぶやいてしまいました。

赤毛のアンとキャンディキャンディがバイブルだった幼き頃のmarmalade。ここでキャンディキャンディを知らない方のために、こちら引用しておきますわね。

そしてですね、恐ろしいことに、わたしの中のキャンディキャンディストーリーがかなりあやふやでしかも書き換えられていたことに気づきました。

わたしの頭の中では、キャンディはアルバートさんと結婚していたのです。そして、本当はアンソニーの妹だった、というストーリーに。でもどこをどう探しても、そんな結末はどこにも出てきません。とほほ。もう一度読み直さねばなるまい。

さて、そんなキャンディに夢中になった幼き日、学校からの帰り道(徒歩30分)は1人だったわたしは、キャンディキャンディごっこに夢中になりました。頭の中はキャンディ、1人で妄想の世界に浸りながら、小川(田んぼの用水路)に沿って歩き(時々落ちて、びしょ濡れになる)、小鳥(雀)たちに話しかけ、一面の麦畑(稲)に通り抜ける風を感じ、たまたま落ちていた小さな紙切れ(ごみ)が秘密の暗号だと思い込み、ポーーーーーーっと歩いておりました。ああ、楽しかったなあ。時にはアンになり、りんごの木々の間(柿畑)をそぞろ歩き、花冠を作ってかぶり、レンゲ畑(本当ははいっちゃだめ)をスキップしてみたり。小川(田んぼの用水路)に小舟(笹舟)を流してみたり。マシュウ(畑で働いている知らないおじいさん)に話しかけたり。

とにかく毎日帰り道は空想の世界で生きておりました。

思えば、あまりお友達付き合いが得意でなかったわたし。ひとりぼっちの帰り道は寂しかったけれど、空想のお友達が楽しませてくれたなあ。

さて、ここから本題です。

実はわたし、ずっと

実はわたしはどこかの国のお姫様で、
本当のお父さんとお母さん(お金持ち)が
いつか迎えに来る

と思っておりました。
この妄想は随分大きくなるまで持ち続けていて、
もし本当にお姫様だったら、

毎日おやつにアイスを食べよう

という可愛いものから

こんな家具のお部屋に住もう

とか

この食器売り場のこの食器を全部買おう

とか

子ども心に、かなり、
物欲的な(・_・;妄想を続けておりました。

ここに告白して、この思いをそっと見送ろうと、笑
思います。うふふ。

それにしてもデパートの食器売り場に行くと
今でもあのお姫様願望が疼きますが、
考えたら、お姫様は食器なんて買わないもんね。


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