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お盆のお団子
今日は送り盆ですね。
今回は、少しだけいつもより気合いを入れて、ご先祖様をお迎えしました。
仏花、果物、飲み物。
祖母はビールが大好きな人だったので、今では家族の誰も飲まない、本当の?ビール。
それから、お団子を作りました。
しみじみ思うのですが、なぜお団子なのでしょう。
ググってみると、
・お釈迦様が入滅された時、香飯を拒否されたので、なんとか食べてもらおうとお団子をお供えした
・人は亡くなると善光寺へ行くという説があり、道中のお弁当としてお団子をお供えするようになった
・道中、もしくはお土産として食べていただく
なるほど、そういうことだったんですね。
それにしても、祖父母が生きていた時、お団子をお供えしているのを見たことがありません。
そもそも、お供えにしても、「お盆は豪勢」というイメージは皆無です。
家は代々、浄土真宗です。よくよく読むと、
・浄土真宗では、阿弥陀仏の導きにより死者は皆浄土へ行き仏となる=故人の霊魂は存在しない=お盆に霊魂が帰ってくる、という考え方はしない。
・お供えとは霊魂に食べてもらうものではなく、仏となった故人(先祖)への感謝の気持ちを示すもの。
・南無阿弥陀仏と唱えることにより、仏様はいつでも私たちの元に帰ってこられるので、普段から簡単でもよいので心のこもったお供えをすることが大切である。
なるほど、宗派によって異なる捉え方をするというわけだったんですね。
何はともあれ。
今年はきっと、祖父母が帰って来て、ビール飲んでお団子食べて、喜んでくれたと思うことにします。
懐かしい祖父母を思いながらの夏、今年も過ぎていきます。
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