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イベント運営スタッフが楽しめる人は市役所職員に向いてる説

10月。私の住んでいる地域では、ゆっくりと屋外イベントが再開する気配です。大々的に、という雰囲気ではないですが。

まずはこの週末。

いろんなイベントがありますが、「イベント運営ボランティア」をすることにしました。

高3の息子と一緒に🙂


当事者として。

人と人との関わりが減ったこの1年半。

今までは、イベントに行くとすれば、ステキなお買い物がしたいとか、フォトジェニックな写真が撮りたいとか、私個人が何かを得ることばかりを考えていました。

今は、お客として、消費者として楽しみを得ようと参加するのではなく、たとえば極めて主催者に近い立場とか、誰かを支えるスポンサーとか、自分の役割を感じながら、参加したいと思うように、気持ちが変化しているような気がします。


「踊るアホゥに見るアホゥ。同じアホなら踊らにゃ損損。」

という気分に近いかも。

イベントは、誰かと出会える機会として。当事者により近い立場で関わりたいと思います。


初めてのボランティアの記憶

大阪市内を南北に通る、大通り、御堂筋。橋下さんが知事になったときに、「あまり面白くない。お金もない、別のことやろう」と、2007年を最後に廃止された「御堂筋パレード」。

大阪大学に通っていた当時、大学の告知板に「ボランティアスタッフ募集」とあるのを見て、1990年代前半の3年間、一人で参加し続けました。

そのとき、お客ではない、消費者でもない、そのコミュニティに属していないのに、スタッフとして関わる。ありがとうと言われる嬉しさ。

ボランティア元年と言われている、阪神大震災の前です。


市役所職員に必要なイベント運営経験

市役所の仕事は、わりとイベントが多いです。

人が集まり、人や車を誘導し、整理し、案内し、円滑な流れを安全につくり出し、喜んで帰っていただく。そんなイベントがあります。

市制施行記念日の式典、表彰式、成人式、農林漁業祭、講演会、講習会、竣工式、○○会議、展示会、選挙、ワクチン集団接種、相談会、説明会、懇談会などなど。


流れをなんとなく理解しておき、自分の役割を全体の中で把握して、誘導の声のかけ方、話し方は、明るくはきはきと。

事前に自分で脳内シミュレーションして、臨機応変に対応します。


市役所の仕事に興味がある方は、イベント運営スタッフボランティアを経験されてみることをおすすめします。

楽しいと思えたら、向いているかも。

市役所なら採用面接で、ボランティアとか地域活動の経験があるかどうか聞かれるかもしれません。
私なら、参加したことがあり、楽しかったと笑顔で説明できる人であれば、一緒に働いてみたいなあと思います。


息子にしてやれることとして

高卒で働くことを決めた息子。

これからの長い人生。大人とのよい出会いがあるように、私が彼のためにできることをしてやりたいです。
私には幸いにも出会いがあり、誘ってくださる人がいました。

人とのつながり、関わりを、息子に体験させてやりたいと思うのです。

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