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オンラインサロンリニューアル!宮尾俊太郎が原作ファンの多い作品の舞台に出演する際の心構えとは

ミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜」では原作ファンも多いラオウを見事に体現し演じきった姿が記憶に新しい宮尾俊太郎。オンラインサロン「Miyao Studio」を始めてみての現在の心境を伺いました。

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■オンラインサロンで近づいたお客様との距離

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オンラインサロンを始めて、お客様との距離が近づいたなと感じて、とってもよかったなと思いました。お客様との交流は、ご時世柄、オンラインミーティングが多かったですね。都度みんなで集まって、その月にあった出来事を報告したりして。僕のことをお伝えすることは今までもあったと思いますが、お客様のことを知れるというのが新しかったかなと思いました。ラジオコンテンツではお客様からいただいた質問を返していました。質問をいただくことはあっても返していくことはできていなかったので楽しかったですね。

オンラインサロンはリニューアルして値段を均一に設定します。サロンを通じて、ファンクラブができると思っていただければ。お客様にとってはどういうものなのかがわかりやすくなって間口が広がったと思います。コミュニケーションがよりとりやすくなるかな。
グッズも欲しがっていただいているので、いずれ作っていければなと。文章を書くことが好きな方がいたら、それを僕がラジオドラマにして読んでみたり、いただいた写真を元に僕が絵を描いたり…そんな距離感でやりとりしていきたいですね。

■自分の中でのイメージと戦った“ラオウ”

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ミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜」でのラオウの登場シーンの馬は、実は最初は出す予定ではなかったんです。でもやっぱりいた方がいいなと。ラオウは自分の中でもキャラクターイメージがかなり強い役だったので、どうやってその中に舞台で成立する人間性を盛り込んでいくかというのが課題でしたね。セリフも普段言わない、古典に近い言葉回しなので、そこにいかに自分の気持ちをのっけていくかということを考えていました。あとは、自分の中にある「ラオウだからこうでなければいけない」というイメージに引っ張られすぎないようにもしていました。作りすぎると意外と何もできなくなってしまうので、自分の中でのイメージとの戦いは常にありましたね。

表現していくときに、身体的なことで言うと、ラオウは「絶対に弱さを見せない」「最後まで負けを認めない男」なので、肉体が倒れようとしているのに力で止めるという演じ方になりました。力を抜くのは簡単なのですが、これは難しいんですよね。セリフも演出家の方とかなりお話しさせていただいて、役者としても成長できたのかなと思いました。

■世界観を理解し演じる“ドラコ・マルフォイ”

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夏からは舞台「ハリー・ポッター 呪いの子」でドラコ・マルフォイ役を演じます。「北斗の拳」もそうですけどイメージが強い作品ですが、僕自身、ハリー・ポッターに詳しいというわけではないので、イメージが強すぎないのがむしろ良いのかなと思っています。ちゃんと舞台のドラコ・マルフォイを表現するために変なイメージとの戦いをしなくていいのかなとも思います。世界観をしっかり理解したうえで、ドラコ・マルフォイのイメージは頭に持たないでいこうと思います。

■オンラインサロンからファンクラブへ!

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色々な仕事をやらせていただいているので、いろんな世界を知れますし、お伝えできますし、何よりいつも応援してくださっている方々のことを知りたいと思っています。 
人生を共有して、ともに楽しく時間を過ごせたらと思います!

■オンラインサロン「Miyao Studio」で宮尾俊太郎のアドバイスを受け取れる

【プロフィール】
宮尾 俊太郎(みやお しゅんたろう)
1984年2月27日生まれ、北海道出身。14歳からバレエをはじめ、17歳でフランスのカンヌ・ロゼラハイタワーに留学。2004年にKバレエカンパニーに入団し、2015年にプリンシパル(最高位ダンサー)に昇格。多くの作品で主演を務め、振付家としても活躍する。
また俳優として舞台やドラマにも出演し、『アナザースカイ』(NTV)『プレバト!!』(MBS)を始めとするバラエティ番組でも注目を集める。近年の主な出演作品は【舞台】『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』、『ロミオ&ジュリエット』【映画】『吾郎の新世界』【ドラマ】『IQ246〜華麗なる事件簿〜』(TBS)、『下町ロケット』(TBS)、『私の家政夫ナギサさん』(TBS)『カンパニー』(NHK BSプレミアム)など。3月12日公開 映画「ウェディング・ハイ」に村木武史役で出演。

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公式HP  

スタイリスト/石橋修一さん
ヘアメイク/TAKEさん
写真/村松巨規
取材・文/富永綾花


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