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年末年始、郵便局のアルバイト

お年玉付き年賀はがきの当選番号が発表されて、調べてみたら「11」ばかり4つ当たっていました。なんとなく縁起がいいような。

さて、この時期思い出すのが高校生の時にしていた郵便局でのアルバイト。

親戚での手伝いという名の実質アルバイトを除いて、オフィシャルなアルバイトはこの郵便局が初めてでした。外勤の配達は時給が高かったけれど、方向音痴の私が選んだのが内勤。高校の友人もなんにんか一緒に応募したので、初めての(外での)バイトも心強い。

今はもっとオートメーション化されているんでしょうか。葉書がぴったり入るサイズに区切られた棚が一人ずつあてがわれ、宛名を読んで区域内の町名(丁目)ごとに手で仕分けをしていきます。

かなりの単純作業。

繰り返すうちに位置をすっかり覚えてしまい、宛名を見たら棚のプレートをほとんど見ないくらいの勢いで手が動き、正しい棚に入れることができるようになります。

あまりの単純作業に友人たちと誰が一番速く仕分けができるか競争したりと、ゲーム感覚で眠気を吹き飛ばしていました。時給だから早く終わらせてしまうとバイト代も減ってしまうんですが、高校生の私たちには逆にゆっくり作業をするのが難しい……。

ふと向こうを見ると、おばさま方がみかんを食べながらゆるゆる働いていました。私たちには厳しい職員さんも彼女たちとは普通に談笑していて、なんだかずるいなーと思ったのを覚えています。あちらは機械で仕分けをするとか(見に行ったりはできなかったので推測だけど)違う作業をしているグループ。

コンビニ然り、あの頃はバイトも年功序列(そこで働いてる年月というより単純に年齢だけど)の傾向があり、そのうち私たちもあっちの枠に入るのかなあ…とぼんやり思っていたけれど、こちらがその歳になる頃にはそういうのはなくなりましたね。そういう意味では少々割を食った世代と言えるかも。当時、時給は460円くらいだったろうか…もちろん大昔の話なんだけど、今考えるとほんと安い。

ただ高校生にもハードルが低くて応募すればたいてい採用されたし、やることも決まっていて気楽+友だちと一緒だったので、高校在学中は毎年働いていました。

今でもポストにバイト募集の紙が入ったりすると、今時の郵便局ってどんなんだろう?という好奇心がムクムクと湧いてきて、ちょっとやってみたいなあという衝動に駆られます。年末は本業がそれどころではないので実現しないですが。

お年玉付き年賀はがきと切手で当たったうさぎの切手シート


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