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台北2泊3日の旅 2024 Apr | ① プロローグ

台湾に恋して

いつか行きたい台湾
近いのにまだ行けていない台湾
台湾に恋焦がれて随分経った2024年4月、ついに台北へ訪れることができた。

時は折しも台湾東部の花蓮でM7.4の大地震があった2週間ほど後。
台北でも大きな揺れはあったものの、地震直後から交通も通常通り動いており、地震の影響は全くといってない、また被災地を気遣って台湾への旅行そのものを自粛する必要性もないとの現地情報を聞いていたため、予定通り敢行した。
幸い台北滞在中に余震を感じることもなく、また聞いていた通り交通も店舗も通常営業していたため、実際、災害の影響を受けることはなかった。

ベストシーズン?

暑さが苦手のため、真夏はどうしても避けたかった。
できれば12〜2月ごろの冬が個人的に快適そうではあったが、どうしても行きたい伝説のマンゴーかき氷屋さん「冰讚」がオープンする時期が4月ごろかららしいと言うことで、そのタイミングに賭けて4月後半の日程で決行した。
※マンゴーの美味しい夏季のみ営業する「冰讚」、今年は4月20日からオープンしました。そして読みが当たってマンゴー雪花氷にありつくことができました!
4月ならまだ暑さもそれほどではないだろうとタカを括っていたら、連日30度越えで且つ南国特有の蒸し暑さもあり体力的にはかなり応えた。

最適な旅行期間?

結論から言うと、2泊3日は短かすぎるというか、もはや無謀レベルであった。
台湾へ行く目的の一つとしてグルメ食べ歩きを挙げる人は多いだろう。
街角のローカル食堂、夜市や屋台に南国フルーツや台湾スイーツと、食の選択肢は無限大。しかしながら旅行の日程における食事の回数は限られている。滞在中の食事の回数で食べたいものをおおかた網羅できるか、がグルメを求める人にとってのキーだと思う。
観光要素を除外してもやはり2泊3日は短かった。中1日しかフルで使える日がない。複数の食堂で魯肉飯の食べ比べもしたかったし、やはり台北だけでも1週間は欲しいなぁと思った。もっと欲を言えば、料理が特に美味しいと言われる台南、台中、東部花蓮や太魯閣(災害の被害が落ち着いたら)などの地方や離島も行ってみたいので、軽く1ヶ月は欲しいかも。

松山か桃園か?

台北への玄関口として松山空港と桃園空港の2つの空港が利用可能だ。
桃園利用となるケースの方が多いと思うが、個人的には断然松山空港利用を推したい。最大の理由は台北市内へのアクセスの良さだ。MRT文湖線直結で市内各エリアへ向かう主要乗り換え駅である南京復興駅や大安駅も数駅の範囲内である。
また空港の建物が小規模であるため初見でも迷わないし、搭乗ゲートまで長距離を歩かされることもない。建物は古いがトイレなどの設備は綺麗だし数も十分にある。空港内の飲食店や免税店のラインナップが弱いとも言えるが、それらは市内で予め済ませれば良い。また桃園に比べて小規模で発着便数も限られるため、利用客が少なく混雑のストレスがない。松山空港へ飛行機が降り立つ際に台北101やグランドホテルが見え、本当に台湾に来たんだ!と胸が熱くなった。

EVA航空しか勝たん

もしエアラインを選択できるのであれば、これも個人の感想になるがEVA航空一択と思う。
EVA航空は台湾の海運会社が運営する航空会社で、フラッグキャリアではないものの、航空会社の格付けで最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ」に認定されている。創業者の故張榮發氏は東日本大震災の際に多額の私財を寄付するなど、長年台日交流に尽力されたことで知られる。またEVA航空はスターアライアンスに加盟しており、ANAとのマイル互換やコードシェア、サンリオとの提携など何かと日本人と親和性が高い。
羽田ー松山発着のエアラインはJAL、ANA、中華航空そしてEVAのみとなり、LCCは桃園発着となる。
今回利用したフライトは下記の便。フルキャリアで、且つ機内食も美味しいし、羽田ー松山発着という最高の利便性でこの価格はお値打ちでは。さらに深夜早朝を避けた無理のない時間帯が嬉しい。

羽田ー松山、且つこの時間帯なのに区間最安値

で、2泊3日で何をしたのか、何を食べたのか、何を感じたのか
次回へ続く。

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