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沖縄の旅 2024 冬 ②

ザ・リッツ・カールトン沖縄

今回滞在したのはリッツ沖縄。
名護市に所在するがが市役所や本部の方ではなく、58号線上で恩納村と名護市の境目あたりに位置する。オンザビーチではないが、高台から併設のゴルフ場と名護ー本部にかかる湾を見下ろせる位置にある。
前述のエアポートシャトルは「かりゆしビーチ前」で下車する。下車地からは予めホテルに送迎をお願いしておいたため、時間に合わせてアルファードが待機していてくれた。下車地からホテルまで5分程の行程だが、ドライバーさんと思わず話が盛り上がってしまい、ホテルエントランス外観などうっかり見逃してしまった。このドライバーさんとは夜もロビーで再会し東京・沖縄それぞれの地元話を楽しむことができた。ローカル出身の方とゆんたくできた事がとても嬉しい。

高低差のある地形に小ぢんまりとした建物内は、他の客とすれ違うことも殆どなく静かでプライバシーが保たれている。ロビー階の各所に水盤が設置され、常に心地よい水の音が聞こえる。夜は照明が抑えられ、水盤に反射した光が美しい。また、施設内のパブリックスペースは上品なグリーンティー系の香りに包まれていた。

水盤に囲まれたロビー階。風が駆け抜ける先には海。

客室は約50平米のゆったりとした造り。
ダブルシンクの洗面台にシャワーブース、ゴルフ場と本部湾が見渡せるバスタブ。アメニティはディプティック。タオルはサイズ別にふんだんに用意されており、そしてふっかふか。入浴後に指にタオルを巻いて耳の水を吸い取る習慣があるのだが、ふわもこすぎて耳に入らない(笑)。
ダブルサイズのベッドが2台。ベース台+スプリングマットレス+マットレストッパーの3層構造。リッツの枕を購入した人の話で、その値段を聞いてのけぞったことがあるが、いよいよ今回体験することができる。

クラブラウンジ皆勤

今回はクラブラウンジアクセス付きの部屋にしたため、チェックイン・アウトはラウンジで。手作りミサンガのギフトも頂いた。お楽しみのフードプレゼンテーションは1日5回。到着したのが17時頃だったため、ちょうど夕方のオードブルタイムが始まる所だった。クラブラウンジはアルコールの提供もあり、普段飲まないけれど、せっかくなのでシャンパンから頂くことにした。フードの提供はブッフェ形式である。利用客も限られているため品数は多くはないが、各プレゼンテーション毎に毎回異なる品が登場し、3日間の滞在で飽きが来ることは全くなかった。原則、既製品は使用されておらず、一つひとつ丁寧に手作りされた質の高い品の数々。味付けは優しめで、地元の食材、食文化を取り入れた構成で満足感が高かった。

朝食はレストランGUSUKUで頂いた。
コンチネンタルに沖縄料理そして和惣菜から好きなものを好きなだけ。もちろんエッグステーションもある。水盤が見える日当たりの良い席を案内される。
朝ごはんが美味しいと幸せな1日になりそうな気がする。
ホテルの朝食でテンションが上がるのは、個人的に下記のようなポイント。
 ・必ずしも高級食材は必要なく、地のものを使用し素材のポテンシャルを活かしたシンプルだが質の高さが伺える品があること。
 ・品数は多くなくて良い。そのレストランの特性が見えてくるような品があること。
 ・コーヒー、パン、シャルキュトリが美味しいこと。

クラブラウンジと同様にどのお料理も丁寧に優しい味付けで作られているため、たくさん食べられてしまう。
理由あって半年近く食の節制生活をしてきたが、ここで久しぶりに食欲全開。胃って大きくなることはあっても、小さくなることはないのだな。

朝食後は腹ごなしに敷地内を散策。
「やんばるの森」をイメージして作られた、ホテル棟とスパ棟を結ぶ小道はエキゾチックな樹木でいっぱいで、熱帯植物園のようだった。小鳥や蝶も時折見ることができた。夜間は虫の鳴く声が聞こえたが、冬季のためか幸い害虫の煩わしさを感じることは全くなかった。
ひととおり散策したあとは部屋に戻り、バルコニーから見えるゴルフ場のラウンドを観戦したり、最高の寝心地のベッドに横たわり、普段見ないテレビを視聴したりしていた。

11:30
まったりしている間もなく、お昼の軽食の時間
美味しいと評判の専用窯で焼かれた熱々ピザまたはBBQが日替わりで登場
14:30
明日はチェックアウトしてしまうため、今日を逃したら次回はない。絶対に外せないアフタヌーンティー
17:00
再びオードブルを軽めの夕食として
20:00
1日の締めくくりはカクテルとスイーツで

と朝食以降にも4回のフードプレゼンテーションが控えており、1日5食のスケジュールをこなしていくというのが今回の旅の主目的だった。
最終日、チェックアウトは12時まで。
チェックアウト後もラウンジでお昼を頂くことが可能だ。
滞在中、全てのフードプレゼンテーションに参加し、クラブラウンジを堪能し尽くした。
リッツ沖縄の良かった点は下記の通り。
 ・人が多くない。朝食会場に入るために並ぶといったようなことが皆無
 ・気さくなスタッフによるきめ細かいサービスとおもてなし
 ・堅苦しさのない、島ならではのリラックスした雰囲気
 ・手入れの行き届いた施設・設備
 ・癒しとウェルネスを意識したコンセプト
 ・最高の寝具

今回これらの体験をローシーズン価格で体験できたわけだが、また再訪できるように諸々頑張ろうと思う。

客室から臨むゴルフコース、その向こうには本部半島と海。

次回:最終日ショッピング編③へ続く

【沖縄シリーズ】
 沖縄のお土産 いろいろ食べてみた ①菓子編
 沖縄の旅 2024 冬 ①
 沖縄の旅 2024 冬 ②(このページ)
 沖縄の旅 2024 冬 ③

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