石川淳とロルバーン、赤毛のアンシリーズ最終本楽しみ
石川淳は、学生の頃好きで、この筑摩書房の石川淳全集が出た時も一冊結構するものだったが、会社員でサービス残業(当時そんな言葉はなかったが)バリバリで、特にその年代特有のオシャレもする余裕もなく、土日はどちらかは体を休めるために家にいて、もう1日は必ず自分のために美術、音楽のどちらかに行くという日々、特に買い物をする時間がなかったので、会社の購買部で定期購入していた。結婚してからは、転勤続きで一、二年で引越しで、そんな時に必ず自分の蔵書を古本屋に来てもらって段ボールで引き取っても