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眠れない!

二度寝できない!

人生でこんなに眠れない時期が来るとは思わなかった。昔はいくらでも寝られたし、二度寝三度寝当たり前だったのに。

45を過ぎたあたりから眠れなくなってきた。もともと寝が浅くて朝も苦手。気持ちよく起きられた試しがなかったのだけど、今度は早朝に目が覚めてそこから眠れなくなってしまった。

6時に目覚ましかけてるのに、4時とか5時に眼が覚める。ひぃ!あと1時間後に起きるのに!と思うと、もう緊張して眠れない。なんとか眠ろうとする。えーと…朝だから羊を数えるのってなんか違うよね…じゃあ、瞑想だ!と自分の呼吸に意識を向けてみる。すぐ邪念が入る。そして色んな心配事が浮かぶ。仕事のこと、娘の進路のこと、今日のお弁当のオカズ…グルグルグル。そして目覚ましが鳴る。ああ!眠れなかった!絶望的に体を起こして始動する。ボーッとする、体が重い。

そんな状態がよく続いた。しんどかったなぁ。

睡眠障害

日本は睡眠不足大国らしい。睡眠負債っていう言葉も一時期よく聞いたけど、睡眠時間6時間以下の人が4割いるんだって。4割が借金抱えてるって結構な数だ。特に40〜50代女性の睡眠が一番少ないらしく、私もそこに入ってしまってたわけだ。だって忙しいんだよね!この年代は。仕事も家事もそして思春期の子供がいたりするとさらに。小さい子も大変だけど思春期って違う大変さがある(うちは反抗期がすごかった)。

それが直接の理由ではないけれど、1年ちょっと前に仕事を辞めた。同じ頃娘の進路も決まって(これについてはいつか書きたい)ひと息ついた。なのに眠りは相変わらずで、夜中や早朝に目が覚めたり眠りも浅かったり。

仕事を辞めて前から通いたかったハーブやアロマの講座に通い始め、そこで初めて睡眠障害について知った。
睡眠障害には4タイプあるらしく、
①入眠障害・・・寝つきが悪いタイプ
②中途覚醒・・・夜中に何度も起きてしまうタイプ
③早期覚醒・・・早朝に起きてしまうタイプ
④熟眠障害・・・眠りが浅いタイプ

の4つ。
私は③と④に当てはまる。ちょっとびっくりしたのは、③の早期覚醒のタイプはうつ傾向の人にみられる症状だということ。

うつ!?

うつ!
もちろん全員がそうとは限らないけど、ちょっとビビって先生に、あ、私これです!とは言えなかった…。

ちなみに、①のタイプは「神経質な人」に多いらしい。

で、そういうタイプの人に効果のあるハーブを習った。

それが「セントジョンズワート」。これがうつに効くんだって。
私はさらに「パッションフラワー」をブレンドして、これを寝る前に必ず飲むようにして1週間飲み続けてみた……すると、あれ?早朝目が覚めても頑張ればまた眠れる!というかすかな改善がみられた。それから2週間、3週間と飲み続けていたらだんだんと早朝に目覚めなくなってきたのだ!これは嬉しかった。今ではかなり寝られるようになって、必ず毎日飲まなくても大丈夫なまでに。

6時に起きる生活ではなくなったことや、心配事が少し減ったこともだいぶ影響しているとは思うけど。
薬と違って即効性はないけど、自然のものを飲んでいるので安心というのもよし。

ハーブの買い方&飲み方

ちなみに、ハーブはキチンとしたお店で買うことをおススメします。他のものも混ざっていたり、古かったり、使用部位が違ったりすると効果が得られないので。あと、ティーパックになっているのもだいたいブレンドされているので、効果を得るには単体で買う方がよいかな。私は生活の木で買ってるけど、100gパックだとジッパー付きの袋に入っているのでそのまま保管できるのでラク。高いけどね(でもそれでかなりもつ)。
ガラスのビンに入れてこんな風に保存するのもいいかも。↓

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飲み方は、
❶ポットに3gのハーブを入れる(ティースプーン軽く2杯くらい)
❷熱湯を200ml入れる(マグカップ1杯)
❸フタをして3分(根っことか硬そうなのは5分)待つ
❹茶こしを当ててカップに注ぐ(ポットに茶こしが付いていれば不要)

ブレンドするときはトータルで3gになるように調整する。
いれ方は普通のお茶と一緒。ただ、だいたいでよいので分量はこれくらいが効率よく効果を得られるということだと思う。

でもこれからの季節、熱いお茶はキツイわ…という人は、ちょっと濃いめに入れてガンガン氷を入れるか、私はまだやったことないけど水出しにするか…
水出しは、上記の熱湯を水に変えて6時間くらい置いてから飲む…ってやらないわ、絶対。

さて、セントジョンズワートとパッションフラワーってどんなハーブなのか、
次回はそれを書きたいと思います。

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