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運動会に行きたくない

少し稚拙なテーマになってしまいましたがご容赦ください.

最近自分の過去を振り返るような出来事が多く、このテーマで書き始める前も丁度思い出に浸っているときでした.

それは中学校の時の話なのですが、僕は中学校の間に一回も運動会に行ってないんですね.(少し曖昧なんですが、日本に帰ってきた二年生からは一度もだった気がします)

理由は単純で運動なんかしたくない.と

ただこの理由なんですが、日本の教育は許してくれないんですね.その日が出席日数に関わるから高校の推薦に響いてしまうというわけです.

そんな時にありがたい話というと不謹慎なのですがたまたまコロナ禍が襲い中学3年生の運動会の当日はコロナワクチンの接種で休むことができたのです.

なんと嬉しかったことか.当日の朝は何か達成感に包まれ接種の時も少し嬉しかった記憶があるほどです.

それだけ運動会に対する嫌悪感は凄まじいのですが、僕と同じ考えをしている人も少なくない気がします.徒競走でブクブク太った子が周りに抜かされていき観客席から冷たい視線を浴びせられる子供を想像いてみてください.これほど残酷何か光景はありません.

しかし日本の教育は半分強制的に行わせているわけです.だって当日に出席をとるわけですから.こんなクソ喰らえの話ないと何度も思いました.

少し前にドキュメンタリーで海外の教育関係者が日本の体育中の授業を見る企画があったのですが、私はまさに今の日本がダメな部分はここにあると思いました.

授業の中で一斉に走らせている現場を見て海外の教育関係者は批判するわけです.「なぜ一斉に走らせるのですか.徒競走で1位、2位をランキングをつけることに何の意味があるのですか」と.すると自慢げに日本人の体育教師は答えるわけです.

「別にランキングが重要なのではなく、自分が頑張ることによって成長が見えることに価値があるのだ」と.

全く質問の回答になっていません.走りたくない人に対して徒競走を強制して成長しろだなんて意味がわかりません.

運動がしたくないのであればしなくてもいい.走りたくないのであれば走らなくていい.そういう選択肢を持たせるべきです.

特に運動会なんていうクソ喰らえなイベントを強制参加させるような教育は言語道断だと思います.

日本の教育システムが劣化しているのがよくわかります.

少し言葉が荒くなってしまいましたが、そこはご容赦いただければ幸いです.

私は教育批判を全面的に肯定したいわけではありませんが、ここまで競争という行為が強いられている子供がかわいそうではないか.と言いたいわけです.

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