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GoogleUX【カタカナ大爆発】ユーザーストーリーからユーザージャーニーマップまで(コース2の3週目)

正式名称はGoogle UX Designプロフェッショナル認定、やってます。長くてタイトルに入らない。

▼現在の進捗はこちら

1週目:UXのフレームワークの種類とポートフォリオの作り方
2週目:リサーチ、インタビュー、ペルソナ
3週目:ユーザーストーリー、ユーザージャーニー(←いまここ)

コース2の3週目に入りました.....想像をはるかに超える情報量。内容をnotionに書き留めるだけではもう最初の方を思い出せないくらいいっぱいいっぱになってきたので、ちょいちょいnoteにまとめることにしました。

今日は3週目で出てきた用語とその内容をまとめてみました。

■ユーザーストーリー

ペルソナの視点から語られる架空の1文の物語。シナリオ、ユーザーケースとも呼ばれる。

ユーザーストーリーの特長
・デザインのゴールを明確にする
・チームを団結させる
・共感されるデザインの決定を促す

ユーザーストーリーの書き方
主人公(ユーザー)・ゴール・ゴールを妨げるものの3つで構成
As a (type of user), I want to(action)so that(benefit).
type of user:誰のためにデザインするのか
action:ユーザーが何を期待しているか
benefit:ユーザーがそのアクションを起こすことを望んでいる理由

■エッジケースとハッピーパス

エッジケース:製品の中で、製品チームがあまり起こりそうにないと考えている状況や、その製品の中での典型的な流れから外れた状況のこと。

ハッピーパス:ハッピーエンドのユーザーストーリーのこと。このユーザーにとっては、すべてが期待通りに進み、問題なくゴールにたどり着く。

■ユーザージャーニー

ユーザーが特定の目標を達成するまでの一連の体験のこと。ペルソナユーザーストーリーをベースにする。

ペルソナが登場人物で、ユーザーストーリーが筋書きで、ジャーニーマップがストーリーのアウトライン。

余談:UJM(ユーザージャーニーマップ)については昔UX Fukuokaのワークショップでやったことがあるんだけど、初対面の方々とチーム作って朝から夕方までぶっ通しでも終わんないくらいのガチなやつで、お腹はすくわヘトヘトになるわ、それでもギリ完成したくらいの濃さで、あの経験は今となってはできないのでめちゃくちゃ貴重でした。

ユーザージャーニーマップのメリット
・デザイナー・バイアスの影響を軽減
・新たなペインポイントを明らかにする
・改善点を特定する

改善点の特定方法
①ユーザーがゴールに到達するために必要なことをすべてリストアップする
②ユーザーが達成しなければならない小さなことをすべて記述する
③タスクからタスクへと進むときのユーザーの感情を記述する
④UXを改善するポイントを特定する

例題:車椅子のジャマルさんがエンパイヤステートビルの最上階に登る
①ユーザーがゴールに到達するために必要なことをすべてリストアップする
・地下鉄のルートを決める
・車椅子が使える駅を調べる
・切符を買う.....

②ユーザーが達成しなければならない小さなことをすべて記述する
・地下鉄のルートを決める(それぞれのactionに対して書き出す)
  -路線図を読む
  -最短ルートを調べる
  -地図アプリを使う....

③タスクからタスクへと進むときのユーザーの感情を記述する
・地下鉄のルートを決める(それぞれのactionに対して書き出す)
  -混乱する
  -怖い

④UXを改善するポイントを特定する

ポイントは身体的なことだけでなく感情もマッピングすること。改善に意欲的だけどUXの知見がないクライアントさんの場合、だいぶ性急な改善を繰り返す傾向があるので、ちゃんとこうやって詳細を見える化して的確に改善ポイントを抽出してあげるのだいじだなと思いました。私がクライアントなら「ちゃんと抽出した方がいいですよ」とか言われても困るw

そう言えば、今読んでいる本には、

成果を出すコツは「時間をかけて考え続けること」
だから「考える時間」をスケジュールにいれる

と書かれていました。

設計なんかはデザイナーよりエンジニアのが上手なこと多いし、デザイナーっていったいなんなん...って思うことも多々あるのですが「ユーザーが持っているニーズを考える時間を取る」ここはやっぱりデザイナーの仕事なんだろうなぁと思いました。

特にオチはありません。

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