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【糖質制限】俺たちが当たり前のように食べているお米の歴史を調べてみた。

「日本人なのにお米食べないの?」
そう言われたことはないだろうか。糖質制限をして4年だが、このことを人に伝えると十中八九言われる。日本人は農耕民族だからという考えからだろうが、こちらの本ではその考え方が人類学的に否定されている。
「ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか(宗田哲夫 著)」
www.amazon.co.jp/dp/B0197SGQJY

まず、人類の歴史は700万年あり、アフリカから始まった。農耕が始まったのは1万年から1万4千年前と言われており、組織的な農耕は4000年前からである。そのため、人類史が始まった最初の699万年は狩猟採集や動物の死骸の骨髄などを食べており、農耕民族であるとは到底言えない。
また、農耕が始まっても主食としてお米(白米)を主食として食べる習慣がついたのは江戸の中期だ。それでも、当時は年貢として納めていたので、食べていたのは貴族や将軍などの限られた階級の人たちのみ。その後、明治時代では徴兵令の特典として1日白米6合が与えられており、希少性の高さがうかがえる。そして日本国民が当たり前のように白米を食べるようになったのは第二次世界大戦後(1945年) からのたかだか70年程度。

このように、米などの穀物を育て食べるようになったのは、人類700万年のうち、たった1万年だし、白米に関しても、2,300年程度。もし皆さんも僕みたいに糖質食べないのハラスメント(笑)にあったら、ぜひこの理論で論破しましょう。そんな機会ないと思うけど笑

最後に、宗田哲夫先生の経歴です。
地質学や人類学の知識を持ち合わせた産婦人科医。ご自身もお米大好き、甘いもの大好きで糖尿病になられたそうですが、糖質制限で改善させたとのこと。
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1947年千葉県生まれ。1965年北海道大学理学部地質学鉱物学科入学。卒業後は国際航業に入社、地質調査などに従事。その後医師を志し、1973年帝京大学医学部入学。卒業後は小豆沢病院、立川相互病院勤務を経て、千葉県市原市に宗田マタニティクリニック開院。著書に『楽しくなるお産――自然分娩・母子同室のすすめ』(桐書房)、共著に『あきらめないで不妊症』(ナツメ社)の他、「母児同室論」(『周産期医学』東京医学社)、「さりげない医療監視で満足のいく自然分娩を!」(『助産婦雑誌』医学書院)など論文多数。ビデオ『弟たちの誕生――ある家族の立会い出産』(わかば社)も制作。近年はFacebookグループ「糖質制限」共同代表、「ケトン村」村長。糖尿病妊娠、妊娠糖尿病の糖質制限による管理で成果をあげている
出典:宗田 哲男. ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.3840-3847). Kindle 版. 

写真はこちらを引用しました。
https://diamond.jp/articles/-/221324

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