見出し画像

【ベストなトレーニングとは?】色んな理論を勉強して感じること

すでに世の中に浸透しているであろうポラライズドトレーニング
ここ数年で広く出回っているノルウェー式閾値トレーニング

後者はロードバイクではどの程度浸透しているか不明ですが
ランニングやトライアスロンで海外では多く浸透してますよね

これらのトレーニングによりHIITや閾値(主にsweet  spot)の
重要性は理解したつもりです

また、運動生理学の勉強もした中で私なりに
「結局どのトレーニングが良いの?」という結論が出ました!


その結論は・・


人による!

です笑

いや..割と大真面目にこの結論に至りました

「人による」の細かい詳細について書きていくので
時間があればお付き合いください

「人による」の中身

現在のレベルやキャリア

選手のレベルやキャリアが低いほうが当然強くなりやすいですし
極端にいうと何やっても上がるだろうとも思います

自転車であればPWR 3.0くらいだったり
フルマラソンであればサブ4以下だったり

もしこの辺りの方のメニューを作るのならHIITは入れないかもです
精神的にも肉体的にもキツいので・・

それにVO2maxより長期的に成長する閾値の方が優先されるべき
(てっとり早い成長ならVO2maxですが・・)

まだ、楽しく時にちょっとキツくくらいでも十分伸びるでしょうしね

週のトレーニング時間

これはかなり重要な要素です

同じレベルの人でも
週3回、各1時間のトレーニング時間の場合と
週6回、各1時間のトレーニング時間の場合では
スケジュールが変わるのは当然です

レベルによっては前者では成長することは難しいので
目的はいかに維持するかになるし
LT1とかのんびりやっている場合ではないかも
(毎回ポイント練習や!)

後者であれば3〜4回はLT1で調整しても
十分伸びる余地があります

ちなみにポラライズドや二重閾値トレーニングを成立させるなら
週6回x1時間では全然足りません・・

環境の違い

自転車であれば室内トレーニング環境が無ければ
HIITの特にショートインターバルとかやるのは難しいですし

ランニングなら北海道のような雪国だと
年間スケジュール計画は変わります

このような環境の違いにより
メニューや年間計画は変わるでしょう

私の場合

オフシーズン

オフシーズンの週のトレーニング時間は
週6回x60〜90分くらい

これをバイク練とラン練に振り分けるので
それぞれの時間は結構少なくなり
「オフシーズンはのんびり低強度でベース作り」とか
悠長なことは言えません・・
(初心者の頃なら十分ですが)

中〜高強度を入れる以外の選択肢はないんですよね

オンシーズン

オンシーズンとなるとトレーニング時間は
週8〜10回x60〜90分(週末は数時間)くらい

8回というのは朝練+夜練も可能だからです

こうなるとバイク・ランに振り分けてもそれなりとなります

重要な練習の回数はオフシーズンと変わりませんが
低強度は大幅に増えるので強くなるし回復力も高くなる

ランニングは雑魚なので
これで回しても成長できるはずですが
バイクに関してはデュアスロンを始めた時点で
ランに時間を取られるため成長はかなりハードモード・・

最終的にはバランスと好きなことを優先

閾値が良いかVO2maxが良いかとなると
ほとんどの場合は全部バランスよくやれ!
になるんだと思います

膨大なトレーニング時間がないとポラライズドも
二重閾値も成立しないわけですが
市民アスリートにそんな時間はありません

そうなったらそれぞれのトレーニングの意味を理解して
良いとこどりするしかありません

週2回は閾値トレーニングを行い
隔週くらいでVO2maxを入れて他は低強度など


もう一つ大切なのはどのトレーニングが好きなのか?

オンシーズンの計画を依頼された方はTTが好きらしいので(変態か?)
月に1〜2回はTTを行い成長の確認をすることにしました

HIITも作成した中で好きなワークアウトを選ぶようにし

Easyの日は純粋に楽しめる強度に落とすように

仲間にロングに誘われたなら強度は気にしないように
(後で週のメニューを調整すればいい)

結局楽しくないと続かないです

ポイントとなる箇所だけしっかり押さえておけば
他はある程度融通がきくと思います


結局でた結論は
「人による」というありきたりな内容です

良い食事の結論が
「バランスよく」みたいなものですね笑

しかし、そのありきたりな内容の中に
深さがありますね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?