M.shibu

RANNING 2022〜/ROAD BIKE 2017〜/北海道/ランニングクラブKARADAdesign代表/ランニングクリニック認定資格者/国家資格セラピスト/二児パパ OVER40

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RANNING 2022〜/ROAD BIKE 2017〜/北海道/ランニングクラブKARADAdesign代表/ランニングクリニック認定資格者/国家資格セラピスト/二児パパ OVER40

最近の記事

意外と忘れがち!? トレーニングの超基本

今はオフシーズンなので 来期の計画を立てる時期です 細かく計画を立てていると 基本的なことが疎かになることがある 計画とは強くなるための手段なのに その手段にやたらと固執するという・・ ぶっちゃけポラライズドだろうが 二重閾値だろうが強くなるなら なんでも良いわけだ ◯◯トレーニングという形にこだわる前に 基本的なことを確認しよう 強くなるための絶対の正解は ポラライズドでもないし二重閾値でもない 絶対の正解があるとすればそれは 漸進性の法則だ 同じことを永遠に

    • オフシーズン(準備期)に行うこと

      今年のレースは全て終了しているので オフシーズン突入です 本格的なトレーニング(基礎期)は1月からで 11〜12月は準備期となる だからと言って何もしないわけではなく 今年の準備期で行うことを書きます 年間計画作り この時期に次のシーズンの トレーニング計画を完成させます 出場する大会を決め そこでの出力(パワーやペース)も設定 それを実行するための 段階的な計画を作成 ここでしっかり計画を立てておけば 来年からはそれに乗っておけばOK 100%実行するわけで

      • トライアスリートに最適なランニングトレーニング

        北海道はオフシーズンとなるこの時期 チームのランニング練習で よく行うメニューはファルトレク 1分を速く→1分をジョグ という単純なもの 厳密なワークアウトと違い 強度は感覚的で良さそうです 1分をVO2max付近にすれば辛いけれど 閾値以内に収めれば余裕はあります ちなみに1分→1分をワンセットとし 20〜40セットくらい行う うちのチームは1ー1x20本で ざっくり閾値→Eペース強度なので 心拍的には余裕があり 走りながらの会話もある程度可能 しかし、終盤みな

        • 持久競技のトレーニング内容についてのセミナーを開催することになりました

          この度、持久競技のオフシーズントレーニング に関する内容のセミナーを開催することになりました 場所は室蘭 対面式のセミナーとなります 運動生理学の論文を活用したものが主ですが 個人的に大切だと思うこともお伝えします ランニングクリニックでの学びも 盛り込みました オフシーズンにケガをして 今シーズン苦労してきた患者様を 多数拝見したことが理由です (北海道特有の問題もあり) 来年はそういうランナーを減らすため 役立てれば幸いです 下記に内容の一部を掲載 ↓ もと

          ランに全振りした2ヶ月のトレーニング内容

          美幌デュアスロン以降の2ヶ月 フードバレーとかちマラソン(ハーフ)に向けた トレーニング内容を簡単にご紹介します ちなみに私のハーフ自己ベストは 昨年の札幌マラソンの1:33:55で 今回は1:26:18でしたので 約7分半短縮できました 前おきデュアスロンをするためにランニングを始めたのは 2022年の春からなのでキャリアは2年半 バイクは8年ほどやってます ランの走行距離アベレージは月160kmほど バイクとの併用時のランのポイント練は 週に1回、多くて2回の中強

          ランに全振りした2ヶ月のトレーニング内容

          デュアスリートがランに全振りしてみた話④【フードバレーとかちマラソン】

          10月27日 フードバレーとかちマラソン(ハーフ) デュアスリートがランに全振りして2ヶ月 最終章です 最大目標は85分 昨年の札マラは93分55秒なので 難易度MAXですが決めたことなので そこに向かいメニューを組みました 結果1:26:18(Av4:02) 残念ながら85分切りは叶いませんでしたが 昨年の自己ベストより約7分半の短縮です 最初からキロ4で突っ込み気味に入り 5km毎の判断で次のペースを決める作戦 キロ4を最後まで押し通せると判断して 結果的に

          デュアスリートがランに全振りしてみた話④【フードバレーとかちマラソン】

          他者のインターバルメニューを鵜呑みにしてはいけない

          バイクやランのインターバルメニューで おすすめを聞かれることがありますが 能力を知らない方に勧めるのは難しいです 例えば、ランでVO2maxを刺激するために 1000mインターバルを行うとします 1000mの時間で言えば ロングインターバルとなるので おおよそVDOTのIペース付近ですかね (まず、ここも人による) では、Iペースがキロ4:00のA選手と キロ4:30のB選手で比べるとして 1000m x5本を実施します A選手 4:00 x5=20分 B選手 4:3

          他者のインターバルメニューを鵜呑みにしてはいけない

          デュアスリートがランに全振りしてみた話③【白老マラソン】

          美幌デュアスロン以降 ハーフマラソンに向けて ランに全振りしている私です (バイクには1ヶ月乗ってません) いよいよ本番前最大のポイント練として 挑む白老マラソン(10km) 1週間前に10kmのレースペース走をして 仕上げてきました 白老マラソン 結果 結果は・・ 1:03:44 テーパリング無しとはいえ 今の全力は出しました なんとかキロ4分を切ったので 目標達成といえばそうだけれど 余裕は全くなかったので これをハーフと言われると・・汗 レース内容 目標

          デュアスリートがランに全振りしてみた話③【白老マラソン】

          ケガをする前に身体の声に従う

          私は整骨院で働くセラピストなので 毎日ケガをしたアスリートを診ています セラピストの一方でアスリートであるため 選手の活動を安易に休ませることはしたくない いつだって ”どうしたら活動しながら治していけるか”を優先する 中体連・高体連を控えた選手に 「1ヶ月休んでください」とか簡単には言えない (そもそも1ヶ月後確実に完治する保証などない) 練習の一部活動を休止してもらうことはあるが ケガをしてもやれることは沢山ある 筋トレでも簡単な有酸素運動でも 何かしらの活動を許

          ケガをする前に身体の声に従う

          デュアスリートがランに全振りしてみた話②

          美幌デュアスロン以降 秋のハーフマラソンに向けて ランに全振りしている私です (たまにバイクも・・) 9月の走行距離9月の走行距離は350km! 前月比 +160km 過去最高距離は200kmなので かなり増えましたね ただ自転車トレーニングをほぼしていない のでトレーニング時間はむしろ減少し 頑張っている!って感覚はない 無事に駆逐したケガ右アキレス腱炎の発症 さらにシンスプリント部の違和感が 2週間経過くらいで現れたけど 現在は落ち着いた これだけ一気に走り出

          デュアスリートがランに全振りしてみた話②

          週15時間未満の練習量のアスリートへのアドバイス

          これ、私からのアドバイスではなくて 海外の二重閾値走ベースでトレーニングしてる プロアスリートコーチの アドバイスなので安心してくださいw この方が言う二重閾値走を実施する上で 推奨されているボリュームは 週180km、月770km(ランニング)です はい、殆どの市民アスリートは対象外!! 回復力が追いつかないので 週2回の二重閾値トレーニングは 難しいってことですね じゃあ、どうすればいいんだい?? 有酸素性閾値から各レースペースを中心に、たくさんのトレーニングを

          週15時間未満の練習量のアスリートへのアドバイス

          デュアスリートがランに全振りしてみた話①

          8月の美幌デュアスロンが終了し 残す大会は10月末のハーフマラソンのみ そこまでの2ヶ月間はランに全振りします! (週1のエンジョイサイクリングは除くw) 基本的な1週間のラン活は8回で 週6日の中で2日は二部練とする流れ (残り1日はサイクリング) 低強度 5回 中強度 2回 高強度 1回 中強度の1回はクラブ練習なので 完全に自分にマッチした内容ではないけど SabLT〜LTを漫然なくって感じです (本当はSabLTとLTの練習を完全に分けたいが) 高強度はVO

          デュアスリートがランに全振りしてみた話①

          「良い妥協」「悪い妥協」

          最近ルミナで配信されていた ミューティング動画で 竹谷さんが言っていた 良い妥協と悪い妥協について とても共感できました 良い妥協今日重要なワークアウトがあるが 体調が微妙なため明日にスキップする これは良い妥協 調子が悪くて完遂できない可能性があるなら 後日にずらしてしっかりこなした方が良い (そもそも調子を整えておくのが良いが) ワークアウトの失敗は トレーニング自体の質の低下もあるけど 積み重なると自信も失い敬遠するようになる 上級者の方がこういう時に 躊躇な

          「良い妥協」「悪い妥協」

          ベストなトレーニングバランスは結局ピラミッド型じゃない?

          昨今はポラライズドトレーニング(POL)か 二重閾値走あたりが流行っている感じだけど 最終的にはピラミッド型に落ち着きません? って感じている今日この頃 ちなみに私は短期間とはいえPOLを行い それなりの成果も出てるので良いと思ってるし (低:高の比が7:3くらいなのでPOL風) 二重閾値でのLTインターバルは 今後も取り入れていく予定です しかし、長期的に見ると 結局はピラミッド型に落ち着きません? というお話です というのもPOL中心のトップアスリートも それは年中

          ベストなトレーニングバランスは結局ピラミッド型じゃない?

          2ヶ月間だけランナーになる

          美幌デュアスロンが終わったので 年内にバイク関連のレースはない 残るはマラソン大会のみで メインレースは十勝フードバレー (ハーフマラソン) その2週間前に白老マラソンという ローカルレース(10マイル)を挟むが ここはテーパリング無しの トレーニングとして参加予定 (とはいえ全力は出す!) ってことで9月と10月の2ヶ月間は ランナーになります! (でも週1だけサイクリングさせて笑) 一気に上がる走行距離・・美幌直後の週はレスト週とし その後の2週間は週6以上でラン

          2ヶ月間だけランナーになる

          セラピストアスリートが推す書籍

          職業柄(柔道整復師)トレーニングだけでなく 身体の機能への興味が強いため 日々勉強してますが 今回はおすすめの書籍を紹介します 最近は海外論文などを読むことが多いけど まだまだ書籍も捨てたものではありません トレーニングとリカバリーの化学的基礎以前に書いた記事でベースとなってます 記事では書ききれない情報もあるので ぜひ手に取って欲しいです 「これは筋疲労に確実に効果がある」 と思ってケアする方が良いでしょう 『暑さを味方につけるHEATトレーニング』『ピーキングの

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